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友弘ヒロキ
「一級建築士×内装職人×FP×宅建士」
①住宅業界歴 17年
②内装職人として会社を設立
③建築士として200件以上の実績
建築士・内装職人・FP・宅建士の視点から、住まいのすべてを解説します。

「お家のことなら何でもご相談ください!」
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一条工務店の商品シリーズを徹底比較!グレード順に坪単価や特徴を解説

一条工務店の商品シリーズを徹底比較!グレード順に坪単価や特徴を解説

「一条工務店の商品シリーズを比較してほしい」
「一条工務店の坪単価を教えてほしい。」

一級建築士

一級建築士職人歴10年宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。

一条工務店は、高気密高断熱住宅で知られる人気のハウスメーカーです。

i-smart、グランセゾン、ハグミーなど、さまざまなシリーズがありますが、それぞれ特徴が異なります。

この記事では、一条工務店の主要なシリーズの坪単価を徹底比較し、一条工務店の商品シリーズのメリット・デメリットを解説します。

先に結論!

一条工務店の平均坪単価は90万円

ただし、商品ラインナップにグレードよって異なります!

家づくりは、たくさんの情報が手に入るけど、「結局、どうすればいいの?」って迷いますよね。

一級建築士

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目次

一条工務店の商品シリーズを徹底比較!グレード順の坪単価や特徴

一条工務店の商品ラインナップ

一条工務店は、高性能な住宅を数多く展開する人気のハウスメーカーです。

代表的なシリーズである「i-smart」をはじめ、デザイン性や機能性に特化した様々なモデルがラインナップされています。

ここでは、一条工務店の住宅をグレードや坪単価、デザインなど、様々な角度から徹底比較します。

一条工務店の知らないとやばい口コミについてもまとめているので、こちらもあわせてご覧ください。

グランスマート|一条工務店が誇る最高級シリーズ

グランスマート
画像引用:一条工務店|商品/実例|グランスマート
項目グランスマート
工法外内ダブル断熱構法(2×6工法)
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.25W/㎡・K
Q値:0.51W/㎡・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
断熱材床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
ロスガード90うるケア標準
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
オリジナル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房標準
ハイドロテクトタイル標準
天井の高さ1F:2,400㎜
2F:2,400㎜

坪単価の目安:110万円
参考建物価格:3,350万円

グラン・スマートの特徴
  • デザイン性と高性能性を兼ね備えたシリーズ最高モデル
  • 自由度の高い設計ができる
  • デザインののバリエーションが多い

「グランスマート」は、「グランセゾン」の洗練されたデザインと、「アイスマート」の高性能な構造を両立させた、一条工務店が誇る最高級シリーズです。 

「グランセゾン」と比べると、より高い断熱性能や気密性を実現しており、より快適な住環境を提供します。

一方、「アイスマート」と比べると、デザイン性の高い外壁や内装材が標準装備されており、より上質な空間を演出することができます。

オプションも充実しており、例えば、キッチンには最新の設備を導入したり、浴室には高級感のある素材を使用したりすることも可能です。

さらに、耐震等級3を取得しており、万が一の地震にも安心して暮らせる強靭な構造も魅力の一つです。

一級建築士

グランスマートは、グランセゾンより住宅性能が優れた上位モデルです。

一条工務店の最上級モデルってことだね。

さらに、断熱王という断熱オプションも登場しています。

一条工務店の断熱王の価格なども調査しているので、気になる方はこちらもご覧ください。

グランセゾン|より広々とした開放感のある空間がつくれる

画像引用:一条工務店|商品/実例|グランセゾン
項目グランセゾン
工法I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K
Q値:0.98W/㎡・K
C値:0.61㎠/㎡
耐震等級3
断熱材床下:EPS1号相当90㎜
外壁:EPS1号相当120㎜
天井:EPS1号相当145㎜
ロスガード90うるケアオプション
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
オリジナル樹脂サッシ
全館さらぽか空調採用不可
全館床暖房標準
ハイドロテクトタイル標準
天井の高さ1F:2,650㎜
2F:2,500㎜

坪単価の目安:110万円
参考本体価格:3,350万円

グランセゾンの特徴
  • 重厚感ある外観と上質な内装
  • 高い天井高と開放感
  • 大空間や吹き抜けも可能な間取り設計

一条工務店の「グランセゾン」は、重厚感あふれる外観と、上質な内装が特徴の、まさに邸宅と呼ぶにふさわしい最高級シリーズです。

 I-HEAD構法が生み出す強固な構造と、全面タイルの外壁が、風格ある佇まいを演出します。

天井高が通常よりも200mm高いことで、開放的なリビングや、ゆったりとくつろげる寝室など、より広々とした開放感のある空間を実現できます。

また、内装材にもこだわり、無垢材や大理石調のカウンターなど、上質な素材をふんだんに使用しています。

一級建築士

ただし、住宅性能や使用している断熱材の種類などは、グラン・スマートの方が性能が良いものが採用されています。

天井高を取りたい人はグランセゾンね。

アイスマート|一条工務店で最も人気が高い商品

アイスマート
画像引用:一条工務店|商品/実例|アイスマート
項目アイスマート
工法外内ダブル断熱構法(2×6工法)
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.25W/㎡・K
Q値:0.51W/㎡・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
断熱材床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-E・オリジナル樹脂サッシ
全館床暖房標準
ハイドロテクトタイルオプション(1.5万円/坪)
天井高1F:2,400㎜
2F:2,400㎜

坪単価の目安:100万円
参考本体価格:3,000万円

アイ・スマートの特徴
  • デザイン性と機能性の両立でバランスがいい
  • 高性能な断熱材が標準装備
  • タイルが標準仕様

「アイ・スマート」は、一条工務店の中でも特にデザイン性を重視した、スタイリッシュな住宅です。 

一条工務店の商品ラインナップの中では、最も人気が高い商品です。

 外壁から内装まで、隅々まで美しさと機能性を追求しており、シンプルながらも洗練されたデザインは、多くの人々から支持されています。

特に、タイルが標準仕様となっている点が特徴です。

タイルは、耐久性が高く、メンテナンスがしやすいだけでなく、様々な色やテクスチャーを選ぶことができるため、自分好みの外観に仕上げることができます。

また、高性能ウレタンフォームという高性能な断熱材が標準装備されているため、一年を通して快適な室内環境を実現します。

一級建築士

住宅性能は、アイキューブとアイスマートはほぼ同じです。
「アイキューブ」と比較すると、デザインの自由度が高く、自分好みの外観や内装にカスタマイズすることができます。

デザイン性と性能バランスがいいのが「アイスマート」の特徴ね。

一条工務店のアイスマートで後悔した口コミをまとめました!こちらも、ご覧ください。

アイキューブ(icube)|無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン

画像引用:一条工務店|商品/実例|アイ・キューブ
項目アイキューブ
工法外内ダブル断熱構法(2×6工法)
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値0.51W/m2・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
断熱材床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ樹脂サッシLow-Eトリプルガラス
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房標準
ハイドロテクトタイルオプション
(1.5万円/坪)
天井高1F:2,400mm
2F:2,400mm

坪単価の目安:93万円
参考本体価格:2,800万円

アイ・キューブの特徴
  • シンプルで洗練されたデザイン
  • 省エネ性能に優れている
  • サイデイングとレンガタイルが標準

一条工務店の「アイキューブ(icube)」は、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが魅力の、永く愛せる住まいです。 

流行に左右されない洗練されたデザインは、どんなインテリアとも合わせやすく、飽きがこないのが特徴です。

高性能な断熱材が標準装備されているため、一年を通して快適な室内環境を実現できます。

「アイキューブ」は、「アイスマート」と比較すると、よりシンプルなデザインで、機能性を重視した住宅です。

一級建築士

一番人気の商品『アイスマート』と比べても、住宅性能に大きな差はありません。
「アイキューブ」のデザイン性が好きな人は、坪単価が安いので、「アイキューブ」を選んでいます。

シンプルなデザインで満足って人は、「アイキューブ」がいいのね。

セゾン|永く愛される価値を追求したデザイン

画像引用:一条工務店|商品/実例|セゾン
項目セゾン
工法夢の家I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値0.98W/m2・K
C値:0.61㎠/㎡ 
断熱材床下:EPS1号相当90mm
外壁:EPS1号相当120mm
天井:EPS1号相当145mm
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル不可
天井高1F:2,650mm
2F:2,500mm

坪単価の目安:103万円
参考本体価格:3,100万円

セゾンの特徴
  • 本物の素材と上質な空間
  • 高いデザイン性と自由な間取り
  • 永く愛される価値を追求

一条工務店の「セゾン」は、時を経ても色褪せない、本物の価値を追求した住まいです。

「アイ・スマート」や「アイ・キューブ」と比較すると、内装の素材やヨーロピアンデザインにこだわり、より上質な空間を実現しています。

レンガタイルの外壁が醸し出す重厚感と、無垢材の温もりあふれる室内空間は、住まう人の心を満たし、永く愛される住まいとして、多くの人々に支持されています。

一級建築士

「セゾン」は、一条工務店の中でも、特に高級志向の方に人気のシリーズです。 

セゾン・A|自由設計の商品で一番安いプラン

画像引用:一条工務店|商品/実例|セゾン
項目セゾン・A
工法夢の家I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値0.98W/m2・K
C値:0.61㎠/㎡ 
断熱材床下:EPS1号相当90mm
外壁:EPS1号相当120mm
天井:EPS1号相当145mm
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル不可
天井高1F:2,650mm
2F:2,500mm

坪単価の目安:97万円
参考本体価格:2,900万円

セゾンAの特徴
  • 温かみのあるカジュアルなデザイン
  • 高いデザイン性と自由な間取り
  • 最も坪単価が安い商品(自由設計)

「セゾンA」は、明るくカジュアルな欧風モダンな内装が特徴です。 

木材をふんだんに使用した内装は、温かみのある空間を演出します。

「セゾン」と比較すると、内装のデザインがよりカジュアルで、幅広い層のお客様に好まれるデザインとなっています。

例えば、「セゾンA」では、明るい色の壁紙や、可愛らしい形の照明器具など、カジュアルな雰囲気を演出するアイテムを選ぶことができます。

ただし、セゾン・Aは、セゾンよりも選べる設備が限られます。

一級建築士

一条工務店の自由設計の商品の中では、いちばん坪単価が安い商品です。

ブリアール|南欧風のデザインが特徴

画像引用:一条工務店|商品/実例|ブリアール
項目ブリアール
工法夢の家I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値0.98W/m2・K
C値:0.61㎠/㎡ 
断熱材床下:EPS1号相当90mm
外壁:EPS1号相当120mm
天井:EPS1号相当145mm
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル不可
天井高1F:2,650mm
2F:2,500mm

坪単価の目安:107万円
参考本体価格:3,200万円

ブリアールの特徴
  • 可愛らしい南欧風のデザイン
  • 高いデザイン性と自由な間取り
  • 木のぬくもりを感じる空間

「ブリアール」は、一条工務店の中でも、特に南欧風のデザインを好むお客様に人気のシリーズです。 

ブラウンのテラコッタ瓦屋根に、白や黄色といった明るい色彩の外観が、地中海沿岸の風景を彷彿とさせます。

「セゾン」や「セゾンA」と比較すると、外観のデザインがより華やかで、リゾート感のある住まいを求める方におすすめです。

例えば、「ブリアール」では、アーチ型の窓や、カラフルなタイルなど、南欧風のデザインを取り入れることができます。

一級建築士

「ブリアール」は、一条工務店の中でも女性人気の高い商品です。

百年|伝統的な日本家屋

画像引用:一条工務店|商品/実例|百年
項目百年
工法夢の家I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値0.98W/m2・K
C値:0.61㎠/㎡ 
断熱材床下:EPS1号相当90mm
外壁:EPS1号相当120mm
天井:EPS1号相当145mm
換気システムロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル不可
天井高1F:2,650mm
2F:2,500mm

坪単価の目安:110万円
参考本体価格:3,300万円

百年の特徴
  • 高性能な住宅性能
  • 永く愛せる日本家屋の価値

一条工務店の「百年」は、一条工務店の中でも、特に伝統的な日本の美しさを追求した住宅です。 

 畳や雪見障子といった日本の伝統的な要素を取り入れながら、高性能な断熱材や換気システムを採用することで、快適な住環境を実現しています。

時を経ても色褪せない、本物の価値を追求した住まいと言えるでしょう。

ただし、日本家屋の建築費用は、洋風デザインの住宅よりも建築費用が高くなる傾向なので、予算オーバーに注意してください。

一級建築士

日本家屋のデメリットである寒さを克服しています。

ハグミー(HUGme)|一条工務店で坪単価が一番安い

一条工務店ハグミーは寒いの?断熱性能は?
画像引用:一条工務店|一条工務店のHUGmeハグミー
項目ハグミーHUGme
工法シングル断熱構法
(2×4のツーバイフォー)
基礎布基礎
住宅性能UA値:0.53W/㎡・K 
Q値:不明
C値:0.7㎠/㎡ 
耐震等級3
断熱材床下:EPS断熱材 89㎜
外壁:EPS断熱材 89㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
換気システムロスガード90
窓サッシ樹脂サッシLow-Eペアガラス
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル
オプション
(1.5万円/坪)
天井高
1F:2,400mm
2F:2,400mm

坪単価の目安:67万円
参考本体価格:2,000万円

ハグミーの特徴
  • 高品質な一条工務店の家が手頃な価格
  • 100種類のプランから選べる規格住宅
  • 自分好みにカスタマイズできる

「ハグミー(HUGme)」は、完全自由設計の注文住宅ではなく、100種類のプランから選ぶ規格住宅です。

 そのため、間取りや外観のデザインは、ある程度決まっています。

しかし、内装の色や設備などは、自分好みにカスタマイズすることができます。

「アイ・スマート」や「セゾン」と比較すると、プランが限定されているため、自由な設計はできませんが、その分価格を抑えることができます。

一級建築士

 一条工務店の高い性能はそのままに、コストを抑えられる点が魅力です。

一条工務店のハグミーは寒い?ハグミーの住宅性能について解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

アイスマイル|約4000プランから選べるセミオーダー

画像引用:一条工務店|アイスマイル
項目アイスマイル
工法シングル断熱構法
(2×4のツーバイフォー)
基礎布基礎
住宅性能UA値:0.38W/㎡・K 
Q値:0.89
C値:0.59
断熱材床下:EPS断熱材 140㎜
外壁:EPS断熱材 140㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
換気システムロスガード90
窓サッシ樹脂サッシLow-Eペアガラス
全館さらぽか空調オプション
全館床暖房オプション
(2万円/坪)
ハイドロテクトタイル
オプション
(1.5万円/坪)
天井高
1F:2,400mm
2F:2,400mm

坪単価の目安:67万円
参考本体価格:2,000万円

アイスマイルの特徴
  • 高品質な一条工務店の家が手頃な価格
  • 約4000種類のプランから選べる規格住宅
  • 自分好みにカスタマイズできる

アイスマイルは、約4000種類という豊富なプランの中から、自分の理想に近い間取りを選ぶことができるセミオーダー式の商品です。

タブレットを使って、間取りを作成します!

一条工務店の高い技術力と品質をそのままに、コストパフォーマンスを高めた商品として人気を集めています。

一条工務店のアイスマイルの後悔ポイントも別記事でまとめているので、こちらもご覧ください。

家づくり成功のポイントは情報収集

家を建てるのに、いくらかかるの?

一級建築士

「令和4年度住宅市場動向調査」のデータによると
注文住宅の平均建築費は、
土地代込みで約5436万円です。

高すぎる!

一級建築士

「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、ハウスメーカー選びは慎重に行いましょう。

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一条工務店シリーズ比較!グランスマートとグランセゾンの違い

ここでは、比べられやすいグランスマートとグランセゾンの違いについて解説します。

一条工務店のグランスマートとグランセゾンは、どちらも高性能な住宅として人気ですが、それぞれの特長や違いがあります。

グランスマートとグランセゾンって最高シリーズだよね?

一級建築士

グランスマートはグランセゾンより性能が優れた上位モデルです。デザインはほぼ同じと考えて大丈夫です。

グランスマートグランセゾン
デザイン一条工務店シリーズ比較!グランスマートとグランセゾンの違い画像引用:一条工務店|商品/実例|グランスマート一条工務店シリーズ比較!グランスマートとグランセゾンの違い画像引用:一条工務店|商品/実例|グランセゾン
工法外内ダブル断熱構法(2×6工法)I-HEAD構法
基礎布基礎/ベタ基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.25W/㎡・K
Q値:0.51W/㎡・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
UA値:0.38W/㎡・K
Q値:0.98W/㎡・K
C値:0.61㎠/㎡
耐震等級3
断熱材床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
床下:EPS1号相当
90㎜外壁:EPS1号相当120㎜
天井:EPS1号相当145㎜


ロスガード90うるケア標準オプション
窓サッシ防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
オリジナル樹脂サッシ
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
オリジナル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプション採用不可
全館床暖房標準標準
ハイドロテクトタイル標準標準
天井の高さ1F:2,400㎜
2F:2,400㎜
1F:2,650㎜
2F:2,500㎜
坪単価110万円110万円

➀断熱性能と省エネ性

一級建築士

ここでは、グランスマートとグランセゾンの断熱性能と省エネ性の違いを解説します。

グランスマート|より高い断熱性能を誇る

グランスマートは、UA値、Q値がグランセゾンよりも低く、より高い断熱性能を誇ります。

高性能ウレタンフォーム
画像引用:一条工務店|テクノロジー|高性能断熱材「高性能ウレタンフォーム」

高性能ウレタンフォームのメリット!

  • 断熱性能が非常に高い
  • 水や湿気に強い
  • カビやダニが発生しにくい

一般的に使用されているグラスウールの約2倍の断熱効果を発揮する高性能ウレタンフォームを厚く使用することで、より高い断熱性能を実現しています。

さらに、外壁の断熱材は、140mm+50mmの厚みがあり、外気との遮断効果を高めています。

グランセゾン|断熱材のグレードが下がる

EPSという断熱材を使用しており、グランスマートに比べて断熱性能は劣ります

EPSのメリット!

  • 断熱性能が高い
  • 燃えにくい
  • 価格が比較的安い

EPSは、グラン・セゾン、セゾン、セゾンA、ブリアール、百年、i-cube(シリーズⅠ)、i-palette、i-smile、ハグミーといった、幅広いシリーズに採用されています。

一般的に使用されているグラスウールの約1.2倍の断熱性能を持ち、ウレタンフォームほどではないものの、高い断熱効果を発揮します。

一級建築士

グランセゾンは、グランスマートに比べると断熱性能は若干劣りますが、それでも高い断熱性能です!

②内装とデザイン

一級建築士

ここでは、グランスマートとグランセゾンの内装とデザインの違いを解説します。

グランスマート|選べるデザインの幅がやや狭い

画像引用:一条工務店|商品/実例|グラン・スマート

グランスマートは、グランセゾンとほぼ同じデザインの自由度があり、様々なテイストの住宅を建てることができます。

ただし、グランセゾンに比べて

  • 選べるデザインの幅がやや狭い
  • 天井高を高くするのにオプション費用がかかる

グランスマートの天井高は、一般的なハウスメーカーと同じ240cmです。

グランスマートでも1Fの天井高は260cmまで高くできますが、1Fの坪面積あたり2万円のオプション費用がかかります。

グランセゾン|一般的な住宅よりも高い天井高が標準

画像引用:一条工務店|商品/実例|グランセゾン

グランセゾンは、デザインの自由度が高く、様々なテイストの住宅を建てることができます。

1Fは2650mm、2Fは2500mmと、一般的な住宅よりも高い天井高が標準です。

開放感があり、広々とした空間を実現できます。

一級建築士

天井高が取れるかが大きな違いですね。

③スリットスライダー

画像引用:一条工務店|商品/実例|グラン・スマート

スリットスライダーとは、天井から吊り下げられたレールに沿って滑らかに動く引き戸のことです。 

フローリング上にレールがないため、見た目もすっきりとしており、部屋を広く見せる効果があります。

グランスマート|スリットスライダーを1ヶ所まで標準で設置

一条工務店の「グランスマート」では、このスリットスライダーを1ヶ所まで標準で設置することができます。

例えば、リビングと和室の間や廊下と部屋の間などに設置することで、空間を区切りつつ、開放感も確保できます。

2ヶ所以上の設置を希望する場合は、オプションです。

グランセゾン|スリットスライダーの採用は不可

一方、「グランセゾン」では、スリットスライダーの採用はできません。

オプションでも不可です!

スリットスライダーのメリット・デメリットを解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

④全館加湿(ロスガード90 うるケア)

画像引用:一条工務店|全館加湿、全館換気システム うるケア

ロスガード90うるケアは、一条工務店が独自に開発した全館加湿システムです。

ナノサイズのミストを発生させ、家中の空気を加湿することで、冬場の乾燥を防ぎ、快適な湿度を保ちます。

一条工務店では、快適な住まいを実現するために、「さらぽか」と「うるケア」という2つの空調システムが用意されています。

うるケアとさらぽかのどっちを付ける?かは、別記事でまとめています。気になる方は、こちらもご覧ください。

グランスマート|ロスガード90うるケアが標準装備

グランスマートは、ロスガード90うるケアが標準装備

追加費用なしで快適な湿度が保てます。

グランセゾン|プラス10万円でうるケア機能を追加できる

 ロスガード90が標準装備されており、これにプラス10万円でうるケア機能を追加することができます。

一級建築士

全館床暖房、トリプルガラス、オール樹脂サッシは、グランスマートとグランセゾンどちらも標準仕様です。

さすが、最高級シリーズね。

一級建築士

性能を重視するならグランスマート
デザインを重視するならグランセゾンといったイメージです。

一条工務店シリーズ比較!アイキューブとアイスマートの違い

ここでは、比べられやすいアイキューブとアイスマートの違いについて解説します。

アイスマートとアイキューブ2は、どちらも高性能な住宅ですが、内装の高級感やデザイン性、価格に違いがあります。

どちらも、一条工務店のミドルシリーズだよね?

一級建築士

アイキューブとアイスマートは、気密性や断熱性といった住宅性能は、ほぼ同じです。
ただ、アイキューブは断熱仕様が2種類あって、アイキューブ1はやや断熱性能が劣ります。

アイスマートアイキューブ
デザイン一条工務店シリーズ比較!アイキューブとアイスマートの違い画像引用:一条工務店|商品/実例|アイスマート画像引用:一条工務店|商品/実例|アイ・キューブ
工法外内ダブル断熱構法(2×6工法)外内ダブル断熱構法(2×6工法)
基礎布基礎/ベタ基礎布基礎/ベタ基礎
住宅性能UA値:0.25W/㎡・K
Q値:0.51W/㎡・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
UA値:0.25W/㎡・K
Q値0.51W/m2・K
C値:0.59㎠/㎡ 
耐震等級3
断熱材床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
床下:高性能ウレタンフォーム140㎜
外壁:高性能ウレタンフォーム140+50㎜
天井:ウレタンフォーム235㎜
換気システムロスガード90うるケアロスガード90うるケア
窓サッシ防犯ツインLow-E
オリジナル樹脂サッシ
防犯ツインLow-E
オリジナル樹脂サッシ
全館さらぽか空調オプションオプション
全館床暖房標準標準
ハイドロテクトタイルオプション(1.5万円/坪)オプション
(1.5万円/坪)
天井高1F:2,400㎜
2F:2,400㎜
1F:2,400mm
2F:2,400mm
坪単価100万円93万円
アイキューブとアイスマートの大きな違い

ハイドロテクトタイル

画像引用:一条工務店|テクノロジー|一条の「ハイドロテクトタイル」

ハイドロテクトタイルは、太陽の光と雨によって汚れを分解・洗い流すことができる、非常に優れた機能を持つ外壁材です。

そのため、美観を長く保つことができ、定期的なメンテナンスの手間を省くことができます。

アイスマート|ハイドロテクトは標準

ハイドロテクトタイルが標準装備されています。

アイキューブ|オプションで採用可

サイディングと、レンガタイルが標準装備されています。

ハイドロテクトタイルは、オプションで採用可能です。

一級建築士

タイルは、サイディングと違って塗り直しが不要です。メンテナンス費を大幅に抑えられます。

基礎の違い

画像引用:一条工務店|テクノロジー|高耐久・高耐震基礎

一条工務店では、4種類の基礎工法から地盤調査の結果に基づいて最適な基礎を選択します。

一級建築士

ここでは、アイキューブとアイスマートの基礎の違いを解説します。

アイスマート|ベタ基礎が標準仕様

アイスマートは、ベタ基礎が標準仕様です。

ベタ基礎は、建物の下に一体型のコンクリートスラブを敷く基礎で、耐久性が高く湿気の影響を受けにくいという特徴があります。

アイキューブ|布基礎が標準仕様

アイキューブは、布基礎が標準仕様です。

しかし、地盤調査の結果に基づき、ベタ基礎など最適な基礎工法が選択されます。

その場合は、オプション料金が必要です。

布基礎は、壁の下に布状のコンクリートを配する基礎で、ベタ基礎に比べて施工費が抑えられる場合があります。

一級建築士

近年では、建売住宅でもベタ基礎を採用するケースが増えています。

アイスマートとアイキューブは、住宅性能はほぼ同じです!

アイスマートは、

  • スタイリッシュな外観
  • 高級感のある内装

デザイン性を重視する方におすすめです。

一方、アイキューブは、

  • 機能的なデザイン
  • シンプルな外観

アイスマートよりも価格を抑えたい方におすすめです。

一級建築士

アイキューブでも、アイスマートと同様のオプションを選択できますが、費用は高くなる場合があります。

コストを抑えたいならアイキューブ
デザインを重視するならアイスマートってことね!

一条工務店の平均坪単価は90万円

画像引用:一条工務店|商品/実例|アイ・スマート

一条工務店の平均坪単価は90万円です。

一条工務店の坪単価は、他ハウスメーカーと比較して、やや高めという印象を受けるかもしれません。

ですが、一条工務店の魅力は何と言っても、高価格帯のメーカーに匹敵する性能を備えながらも、中価格帯で収まるコスパの高さです。

大手ハウスメーカー 平均坪単価
一条工務店90万円
積水ハウス140万円
パナソニックホームズ120万円
ヘーベルハウス 
三井ホーム
118万円
住友林業   112万円
大和ハウス110万円
ミサワホーム100万円
セキスイハイム95万円

特に、断熱性能や気密性を重視する方、全館空調システムを導入したい方、自由設計で自分好みの家を建てたい方にとっては、一条工務店は最適な選択肢と言えるでしょう。

一級建築士

一条工務店は、コストと性能のバランスがかなり良いイメージです。

家づくりで気にすべきなのは、住宅性能とコストだけではありません。

建てた後に固定資産税なども考えておく必要があります。

一条工務店の固定資産税についても解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

一条工務店の商品シリーズを徹底比較!グレード順の坪単価や特徴まとめ

一条工務店は、高品質な住宅を提供することで知られる一流メーカーです。

その中でも「グランスマート」は、洗練されたデザインと快適な住空間を両立させた、魅力的なシリーズと言えるでしょう。

しかし、一条工務店は高品質な分、価格はやや高めでした。

結論!

一条工務店の平均坪単価は90万円

ただし、商品ラインナップにグレードよって異なります!

家づくりは、たくさんの情報が手に入るけど、「結局、どうすればいいの?」って迷いますよね。

一級建築士

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  • 住宅ローン・予算相談「予算っていくらまでいけそう?」
  • ハウスメーカー選び「どこのハウスメーカーがいいの?」 など
家づくり成功のポイントは情報収集

「3回建てないと理想の家は建てられない」

なんて、言われた時代はもう過去の話!

今はインターネットのおかげで、たくさんの情報が手に入りますよね。

でも、だからこそ「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。

家を建てるのに、いくらかかるの?

一級建築士

「令和4年度住宅市場動向調査」のデータによると
注文住宅の平均建築費は、
土地代込みで約5436万円!

注文住宅の平均建築費用※令和4年度の全国平均

高すぎる!

一級建築士

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