「隣に家が建って、日が当たらなくなった。」
「南側に隣家がたってショック!」
一級建築士、職人歴10年、宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。
この記事を読んでいる読者の方は「隣に家が建って日が当たらなくなった…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、日当たりの問題を解決するために知っておきたい間取りの工夫や、日当たり対策などを紹介します。
【日が当たらなくなった時の対策】
- ブラインドやカーテンにこだわる
- 「すりガラス風」にする
- 観葉植物を置く
- 壁や天井を明るい色にする
- 家具の配置を変える
- インテリアで雰囲気のある空間をつくる
さまざまな対策を組み合わせることで、快適な住まいを取り戻すことができます。
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南側に隣家がたってショック!日当たりは住み心地を左右する
日当たりは、将来の住み心地を大きく左右する要素です。
家を建てる際は、現在の状況だけでなく、将来的なことを考えて検討しましょう。
例えば、今は日当たりが良い場所でも、近くに建物が建ったり、周辺の木が成長したりして、日当たりが悪くなる可能性があります。
そこで、南側に隣家が建ちそうな土地の場合は、最初から隣に家が建つことを想定して、日当たりを確保できるような間取りにするのが大切です。
日当たりは、将来的なことも踏まえて考えておくってことね。
家が密集しているような住宅地などは、要注意です。
隣に家が建って日が当たらなくなった時の対策!
「南側に家が建ち、2階の部屋まで日陰になった…。」
「隣家との距離が近く、日中の日当たりがほとんどない。」
ここでは、隣に家が建って日が当たらなくなった時場合に、どのような対策が取れるのかを詳しく解説していきます。
ブラインドやカーテンにこだわる
熱を遮断しながらも光を通しやすいタイプのブラインドやカーテンを選ぶのもおすすめです。
遮熱効果や採光性は、素材によって大きく異なります。
閉めきった状態でも、柔らかい光を室内に取り込める半透明素材がおすすめです。
「すりガラス風」にする
日差しを遮るカーテンを外してしまい、窓ガラスに断熱フィルムや遮熱フィルムを貼って「すりガラス風」にすることもおすすめです。
「すりガラス風」にすると、外からは見えないので日中もカーテンを閉めることなく過ごせます。
また、断熱フィルムや遮熱フィルムは視線を遮るだけでなく、室内温度の上昇を抑えることができます。
「すりガラス風」フィルムは、夏場の冷房効率を上げたい方にもおすすめです。
観葉植物を置く
窓の近くに観葉植物を置いてみるのも良いでしょう。
緑は、視覚的に部屋に奥行きを与えてくれるので、まるで自然の中にいるような明るい空間になります。
初心者でも育てやすい観葉植物としては、「パキラ」が人気です。
寒さや乾燥にも耐えるため、日光の当たりにくい部屋でも元気に育ってくれるでしょう。
壁や天井を明るい色にする
壁や天井を明るい色にすることもおすすめです。
明るい色は光を拡散させる効果があり、部屋の隅々まで光が届きやすくなります。
壁紙を貼るキットなどが販売されているので、壁面や天井などの大半を占める室内部分を明るい色に変えてみましょう。
家具の配置を変える
部屋の仕切り方を見直すことで、日当たりを最大限に有効活用できます。
ソファや棚などの大きな家具は窓の前や壁際に置かないなど、家具の配置を工夫することも考えてみましょう。
また、家具の色を白や明るい色に変えることで、お部屋が明るく、開放的に見えます。
大きな家具だけなく、クッションカバーやラグ、冬にはブランケットなどで明るい色を取り入れるなども素敵ですね。
インテリアで雰囲気のある空間をつくる
無理に明るさを求めるのではなく、バーやカフェのような落ち着いた雰囲気を作り出すこともおすすめです。
間接照明の柔らかな光で部屋を照らしたリビングも素敵ですね。
照明器具の配置を工夫し、照明を直接当てるのではなく壁や天井に光を反射させるのも良いでしょう。
光を反射させることで、柔らかい光が広がり、落ち着いた雰囲気を演出できます。
部屋の暗さを活かしたインテリアにするってことね!
南側に家が建ってもトラブルにならないための対策4選!
南側に家が建ってもトラブルにならないために、家を購入する前にできる対策を紹介します。
日当たりに関するリスクを事前に把握する
将来、日当たりが悪くなることを防ぐためには、土地購入前にしっかりと周辺の調査を行いましょう。
建築基準法による高さ制限がゆるい地域においては、建て替えによる高層化の可能性を考えておく必要があります。
特に、近くに古い家がある場合は要注意です!
将来的に、どのくらいの高さの建物が建つ可能性があるかを、ハウスメーカーに相談することをおすすめします。
居住スペースを2階に集める
日を遮る物が少ない位置である2階以上にリビングを配置すると、一年を通して安定した日当たりが確保できます。
また、2階以上の高さにリビングを設置すると、リビングルームが地面から離れた高さにあるため、外部からの視線を遮りやすくなります。
バルコニーやテラスを設置すれば、自然風を感じながら屋外と一体化したような解放感のある空間を演出できるでしょう。
1階に設置されたリビングに比べて、道路の騒音や近隣の生活音が伝わりにくいことも大きなメリットのひとつです。
1階部分を駐車場(ビルトインガレージ)として活用する
1階部分を駐車場(ビルトインガレージ)として活用しましょう。
1階を駐車場にすることで、上階は広々としたリビングや寝室などの居住空間として利用できます。
ビルトインガレージは、雨や雪、台風などの悪天候から愛車を守ってくれるだけでなく、盗難の心配もないのでセキュリティ面も安心です。
また、趣味のスペースや収納スペースとしても活用できるため、空間を無駄なく活用できるというメリットもあります。
ビルトインガレージ付きの住宅は、人気が高いので将来的な売却時にも有利に働く可能性もあります。
ビルトインガレージってちょっと憧れる…。
自然光を取り込むための工夫をする
高窓、天窓、吹き抜けを設置を検討しましょう。
- 高窓: 壁の上部、天井近くに設置される窓のこと
- 天窓: 天井に設置される窓のこと
- 吹き抜け: 建物の内部に設けられた、天井の高い空間
高窓、天窓、吹き抜けは、室内に光を取り込み、開放的な空間を作り出すうえで非常に有効な手段です。
高い位置から光を取り込むことで、部屋全体を明るくすることができ、特に日当たりの悪い部屋でも十分な採光が期待できます。
ただし、吹き抜けは、採光性や通気性を向上させますが、同時に断熱性能の低下にもつながる可能性があります。
吹き抜け部分には高性能な断熱材をしっかりと施工する必要があるので、しっかり対応できるハウスメーカーを選んでください。
家づくりをする時は、できるだけ多くのハウスメーカーを見ることをおすすめします。
複数の住宅会社のプランを比較することで、それぞれの会社の強みや特徴を把握することができます。
まずは、一括資料請求サービスなどで家づくりの情報を集めてみましょう。
下記の記事にタウンライフを利用する時のポイントをくわしく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
「南側に家が建っている土地」を購入する時の5つの注意点
南側に家が建っている土地を購入する場合、日当たりやプライバシーなどのさまざまな点に注意が必要です。
購入時に考慮すべき5つの注意点と、それぞれに対する対策を詳しく解説します。
日当たりが十分か確認する
南側の家が建っていることで、自宅への日当たりが遮られる可能性があります。
特に、南側の家が大きく高い建物の場合には、日陰になる時間が長くなる可能性が高いです。
ハウスメーカーなどに依頼して、日照シミュレーションを行ってもらい、一年を通してどのくらいの時間が日陰になるかを確認しましょう。
プライバシーが守れるか
隣家との距離が近い場合、南側の家の窓からリビングルームが見えやすい状況になる可能性があります。
特に、2階以上の部屋からは視界が開けてしまい、プライバシーが侵害される可能性があります。
後からでも窓の外にフェンスや目隠しを設置することで、視線は遮ることはできます。
最低でも、隣人の視線が気にならないように窓の位置はチェックしておきましょう。
風通しがよいか
家が密集している地域では、風が通りにくくなり、室内が蒸し暑くなることがあります。
風通し対策として、風上と風下に窓を配置するのがおすすめです。
南側の窓から暖かい空気が入り、北側の窓から出ていくような配置が理想的です。
狭小地の場合は、縦長の窓を複数設けることで風を導きやすくなります。
どういう窓がおすすめ?
縦すべり窓や開き窓など、大きく開けることができる窓を選ぶのもおすすめです!
将来的な建て替えはあるか
南側の建物が古い家だった場合は、、老朽化による建て替えに注意しましょう。
建て替えられた際に、より高層の建物が建つと日当たりやプライバシーが悪化する可能性があります。
建築基準法によって、建物の高さは制限されています。
周辺の地域における建築基準法を確認し、どの程度の高さの建物が建つ可能性があるかを確認しましょう。
土地の形状には問題ないか
家同士が隣接している場合は、土地の形状に注意しましょう。
例えば、南側の境界線が凹んでいるなど、土地の形が複雑になっている場合は建物の設計に制約がかかることがあります。
土地の形状に合わせて、最適な建物の設計をしてもらいましょう。
隣に家が建って日が当たらなくなったら専門家に相談!
隣に新しい建物が建ったことで、自分の家の日当たりが悪くなったと感じたら「日照権」が侵害されている可能性があります。
「日照権」とは…自分の家に太陽の光が当たる権利のこと。
つまり、自分の家が建っている土地に十分な太陽の光が当たるようにする権利です。
弁護士や建築士などの専門家に相談することで、自宅の状況が法律に違反しているかどうか、専門的なアドバイスを受けることができます。
まず、建築基準法や住んでいる地域の条例で、日照権に関するルールがどう定められているのかを確認しましょう。
市区町村の建築課などに相談することも可能です。
もし、日当たりが悪くなったと感じたら、一人で悩まずに専門家や行政機関に相談することをおすすめします。
南側に隣家がたってショックな時でも工夫次第で快適に暮らせる
この記事では、日当たりの問題を解決するために知っておきたい間取りの工夫や、南側に隣家が建ってしまった後にできる対策などを紹介しました。
南側に隣家が建ち、日当たりが悪くなってしまった場合でも諦める必要はありません。
さまざまな対策を組み合わせることで、快適な住まいを取り戻すことができます。
ご自身の住まいの状況や予算に合わせて、最適な対策を選びましょう。
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