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友弘ヒロキ
「一級建築士×内装職人×FP×宅建士」
①住宅業界歴 17年
②内装職人として会社を設立
③建築士として200件以上の実績
建築士・内装職人・FP・宅建士の視点から、住まいのすべてを解説します。

「システムキッチンなどの住宅設備から設計まで、建築のことなら何でもご相談ください!」

大開口窓で後悔!リビングに大きな窓を設置して後悔した口コミを調査!大開口窓のメリット・デメリットを徹底解説

大開口窓で後悔!リビングに大きな窓を設置して後悔した口コミを調査!大開口窓のメリット・デメリットを徹底解説
妻のあさ美

「大開口窓で後悔した?」
「大開口窓のメリット・デメリットを教えてほしい。」

一級建築士職人歴10年宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。

リビングに光をたっぷり取り入れ、開放的な空間を作り出す大開口窓。憧れの多くの人もいる一方で、「思っていたのと違った」という声も少なくありません。

今回は、大開口窓のメリット・デメリットを具体的に解説し、実際に大開口窓を設置して後悔した方のリアルな声もご紹介します。後悔しないために知っておきたい、窓選びのポイントも詳しく解説します。

先に結論

【大開口窓を設置して後悔した人の口コミ】

大開口窓は、適切な設計や選び方をしないと、思わぬデメリットが生じる可能性もあります。

大開口窓を後悔しないために、事前にしっかりと計画を立てましょう。

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目次

大開口窓を設置して後悔した人の口コミ

大開口窓を設置して後悔した人の口コミ

「リビングに大きな窓を取り入れて、明るい空間を作りたい」そう考える方は多いでしょう。

しかし、実際に大開口窓を設置した方の中には、「思っていたのと違った」と後悔している人もいるようです。

窓際が寒い・暑い

窓は、壁に比べて断熱性が低いことが原因です。

壁には断熱材が入っていますが、窓には断熱材を入れることが難しいため、外気の影響を受けやすく室温が安定しにくいのです。

特に、大きな窓の場合、その影響はより大きくなります。

大開口窓を設置すると、夏は室内の冷気が外に逃げてしまいやすく冬は外の寒気が室内に入り込んでしまいやすくなります。

初期費用がかかる

一般的に、窓の大きさが大きくなるほど、その費用も高くなります。これは、大開口窓は通常の窓よりもサイズが大きく、オーダーメイドで作られることが多いからです。

例えば、一般的な窓の価格が1枚あたり5万円だったとすると、大開口窓は1枚あたり10万円以上かかることもあります。

これは、窓の大きさだけでなく、使用するガラスの種類やサッシの種類によっても大きく左右されます。

また、大開口窓を設置するためには、窓枠を大きく開けなければなりません。

そのため、壁を補強する工事が必要になる場合もあり、追加費用が発生する可能性もあります。

プライバシーが気になる

大きな窓から景色を楽しめるのは魅力的ですが、同時に、外から室内が見えやすくなるというデメリットも存在します。

特に、道路に面していたり、近隣の家との距離が近い場合は、プライバシーが侵害される可能性が高まります。

例えば、リビングに大開口窓を設置した場合、外から室内で何をしているか丸見えになってしまうかもしれません。

掃除が大変

窓はホコリや汚れが溜まりやすく、特に大きな窓の場合、その面積が広い分、掃除する範囲も広くなります。また、高い位置にある窓は、手が届きにくいため、掃除道具を用意したり、足場を組んだりするなど、手間がかかります。

例えば、天井に近い位置にある大開口窓の場合、通常のモップや雑巾では届かず、専用の道具が必要になることもあるでしょう。

さらに、窓ガラスが大きいと、小さな汚れも目立ちやすいため、こまめな掃除が必要です。

家具やフローリングが焼ける

大開口窓からたっぷりと太陽の光が差し込むのは気持ちがいいですが、一方で、家具や床材の日焼けという問題も考えられます。

日光が家具や床材に長時間当たることで、色あせや変色を引き起こすことがあります。

特に、木製の家具や床材は、紫外線に弱く、日焼けしやすい傾向です。

日差しがまぶしい

大開口窓は部屋を明るく開放的にしますが、強い日差しが気になるという方もいるようでした。

大きな窓から差し込む太陽の光は、眩しさを感じたり、テレビが見づらくなったりする原因になります。

遮光性や遮熱性が高いカーテンやブラインドを選んで、日差しをうまく遮りましょう。

防音性が低い

窓は、壁と比べて厚みが薄く、空気の通り道となるため、外の音を室内に、室内の音を室外に伝えやすい構造です。

特に、窓の面積が大きいほど、より多くの音が伝わりやすくなります。

FIX窓は、開閉できないため、他の窓に比べて密閉性が高く、音が漏れにくい構造になっています。

家具の配置が難しい

大開口を入れると、その分、壁の面積が減ってしまうため、家具の配置に工夫が必要です。

例えば、ソファやテレビなどを窓際に置きたいと思っても、窓の大きさが大きすぎる場合、家具が圧迫感を与えてしまい、せっかくの開放感が損なわれてしまうことがあります。

また、窓からの日差しを遮るために、カーテンやブラインドを閉めてしまうと、せっかくの眺望が楽しめなくなってしまいます。

実際に購入を検討している家具のサイズを図面に書き込んで、部屋に置いた時のイメージを具体的に把握しましょう。

セキュリティが低くなる

窓が多いということは、それだけ外部から侵入されるリスクが高まることを意味します。

特に、1階部分に大きな窓がある場合は、空き巣などの侵入経路として狙われやすくなります。

大開口窓を採用する際は、防犯対策をしっかりと行うことが大切です。

  • 窓の位置: 窓をなるべく高い位置に設置することで、侵入者を寄せ付けにくくなります。
  • シャッターの設置: 地上に近い位置にある窓には、シャッターを設置して、外出時や夜間は閉めておくようにしましょう。
  • 防犯フィルム: 窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスを破って侵入しにくくなります。
  • セキュリティシステム: 防犯カメラや警報装置などのセキュリティシステムを導入することで、より強固な防犯体制を築くことができます。

大開口窓を設置する際には、間取り計画が重要です。

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大開口窓があって良かったメリット

デメリットもありますが、大開口窓は、室内に開放感をもたらし、暮らしを豊かにする魅力的な要素です。

開放感がある

大開口窓からは、たっぷりの光が差し込み、部屋全体が明るく開放的な雰囲気になります。

例えば、リビングに大開口窓を設置すれば、外の景色を楽しみながら、家族団らんの時間を過ごすことができます。

風が抜けやすい

近年では、住宅の気密性が高まるにつれて、24時間換気システムが普及しています。

しかし、自然の風を取り入れることは、機械的な換気とはまた違った心地よさがあります。

自然の風を感じながら、心身ともにリフレッシュしたいという方には、おすすめです。

外の景色が見れる

大開口窓は、部屋の中に外の景色をたっぷりと取り込むことができるため、暮らしに彩りを与えてくれます。

例えば、庭のある家に大開口窓を設置すれば、室内から直接庭の緑や花を眺めることができます。

また、高層マンションなど、周囲に建物が多い場所でも、遠くの景色を眺めることで、気分転換になったり、ストレスを軽減する効果も期待できるでしょう。

大きな家具の搬入に利用できる

大開口窓は、部屋に光を取り込むだけでなく、大きな家具や家電製品の搬入をスムーズに行う上でも非常に役立ちます。

ソファやベッドなど、一般的なドアから搬入が難しいような大きな家具も、窓から搬入することで、部屋の中に運び込むことができます。

また、災害時など、ドアが使えなくなった場合にも、窓から避難できたり救援物資を搬入できるため、いざという時の備えとしても役立ちます。

また、大開口が得意なハウスメーカーと苦手なハウスメーカーもあるので、しっかり比較してください。

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大開口窓で後悔しないためのポイント

大開口窓は、適切な設計や選び方をしないと、思わぬデメリットが生じる可能性もあります。

大開口窓を後悔しないために、事前にしっかりと計画を立て、以下の点に注意して選びましょう。

ガラスの種類を選ぶ

大開口窓を選ぶ際には、ガラスの種類も重要なポイントです。

断熱性の高いガラスを選ぶことで、室内の温度を安定させ、冷暖房費の節約に繋がります。

一般的に、ペアガラスやトリプルガラスと呼ばれる、2枚以上のガラスを重ねたものがおすすめです。

ペアガラス: 2枚のガラスの間に空気層を作り、断熱性を高めたガラスです。
トリプルガラス: 3枚のガラスの間に空気層を作り、ペアガラスよりもさらに断熱性を高めたガラスです。

寒冷地はトリプルガラスがよいでしょう。それ以外は、求める断熱性能によります。
基本的は、ペアガラスで十分です。

サッシの種類を選ぶ

住宅の窓枠であるサッシは、建物の断熱性や気密性に大きく影響します。

従来の金属製サッシは、熱伝導率が高く、冬は冷気を、夏は熱気を室内に伝えやすいため、冷暖房効率が悪くなるというデメリットがありました。

そこで注目されているのが、樹脂製サッシです。樹脂は金属に比べて熱伝導率が低いため、室内の温度を安定させ、冷暖房効率を大幅にアップさせることができます。

樹脂製サッシも進化しており、近年では、複合素材を用いたり、構造を工夫することで、金属製サッシに匹敵する強度を持つ製品も登場しています。

自然エネルギーを取り入れた設計にする

夏の暑さ対策としては、日差しを遮る工夫が大切です。

軒を深くしたり、シェードやルーバーを設置することで、室内の温度上昇を抑えられます。

また、落葉樹を植えるのもおすすめです。

冬の寒さ対策としては、冬の低い位置からの日差しを室内に取り込む工夫が必要です。

このあたりは設計士とよく相談しましょう。

窓の向きを考えておく

大きな窓のある家は開放的で気持ちが良いですが、窓の向きによって室内の明るさや温度が大きく変わります。

大開口窓を取り入れたいなら、南向きや東向きの窓がおすすめです。

しかし、夏は直射日光で室温が上がりやすいため、庇や軒、植栽などで日差しを遮る工夫が必要です。

北向きの窓は夏涼しく過ごせますが、冬は日当たりが悪く、室温が低くなる傾向があります。ただし、日射量が安定しているので、寝室などにはおすすめです。

西向きの窓は午後から夕方に西日が強く、室温が高くなりやすいので、条件が悪くなります。

外構で目隠しをする​

人通りの多い道路に面した住宅では、プライバシーを守るために、大きな窓を取り付けることに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、外構を工夫することで、視線を遮り、快適な住まいを実現できます。

具体的には、 高さのあるフェンスやルーバーを設置したり、手入れのしやすい植栽を植えたりすることで、視線を遮ることができます。

また、敷地と道路の境界にフェンスを設けることで、プライベートな庭を確保することも可能です。

大開口窓で後悔した口コミを調査!まとめ

大開口窓を採用した方々の口コミを調査した結果、後悔している点として以下のような意見が多く見られました。

結論

【大開口窓を設置して後悔した人の口コミ】

大開口窓は、適切な設計や選び方をしないと、思わぬデメリットが生じる可能性もあります。

大開口窓を後悔しないために、事前にしっかりと計画を立てましょう。

家づくりは、情報戦です。

実は、ハウスメーカー選びで後悔したという声は後を絶ちません。

理想の家とは程遠い現実…そんなことになったら、本当に辛いです。

妻のあさ美

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