上吊り戸後悔しない?上吊り引き戸って壊れやすい?費用や耐久性、選び方のコツまで解説
「上吊り引き戸にして後悔しない?」
「上吊り引き戸って壊れやすい?」
一級建築士、職人歴10年、宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。
今回は、細かな悩みの中でも、「上吊り戸」に焦点を当て、後悔しないための選び方を解説していきます。
この記事では、上吊り戸のメリット・デメリット、費用相場、選び方のコツなど、後悔しないための情報を詳しく解説します
【後悔した人の声】
上吊り戸を選んで後悔した人は、シミュレーション不足が原因です。
上吊り戸を取り付ける前に、間取りをシミュレーションしておきましょう。
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上吊り戸を選んで後悔した人の声
上吊り引き戸は、天井付近にレールを設置し、戸車を吊り下げることで戸を動かす仕組みになっています。
床にレールがないのが大きな特徴で、スタイリッシュな見た目になると人気を集めています。
しかし、上吊り戸を選んで後悔した方もいるようです。
音漏れする
上吊り戸を選んだことを後悔される方の中には、「音漏れが気になる」という声が多いようです。
確かに、上吊り戸は下部に隙間が生じやすく、音が漏れてしまうというデメリットがあります。
トイレなどは音漏れが気になるスペースなので、上吊り戸は避けると安心です。
上吊り引き戸は壊れやすい
また、上吊り戸の修理は、一般的な引き戸に比べて部品代金が高いため、修理費用全体が高くなるという点も、大きな悩みの一つと言えるでしょう。
音漏れは気になる部分だよね。
上吊り戸は、戸の下部が少し浮いたような状態です。
どうしても音漏れはしやすい構造ですね。
上吊り戸を選ぶメリット
ここでは、上吊り戸を選ぶメリットをくわしく解説します。
スタイリッシュな見た目
上吊り戸は、シンプルなデザインとスムーズな開閉動作で洗練された空間を演出できると、最近では採用するハウスメーカーが増えてきました。
インテリアのアクセントとして、一部分だけ採用する場合もあります。
たしかにおしゃれ!
最近では、ホテルなどでも多く採用されていますね。
広い空間がいらない
上吊り戸の最大のメリットは、従来のドアのように開閉スペースを必要としないことです。
今までのドアのように大きな空間を必要としないため、限られたスペースを有効活用できます。
坪数以上に部屋を広く見せる効果も期待できます。
ドアを開ける際に、他の人や物にぶつかる心配もなくなります。
掃除がしやすい
上吊り戸は床にレールがないため、掃除機をかける際にレール部分の掃除の手間が省け、いつも清潔な状態を保てます。
床にレールがないため、掃除が楽で、バリアフリーにも貢献できるので、高齢の方や小さな子どもがいるご家庭、ペットを飼っているご家庭が選ばれているようです。
ただし、上のレールや滑車はほこりが貯まりやすい部分なので、掃除は必要です。
ルンバが通りやすいように、上吊り引き戸にされる方も増えていますね。
床の隙間にホコリが貯まらないのはいいね!
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上吊り戸のデメリット
初期費用が高い
上吊り戸は、特殊なレールや部品を使用するため、一般的な引き戸に比べて初期費用が高額になりがちです。
上吊り戸の費用は、材質、サイズ、メーカー、施工業者などによって大きく異なりますが、一般的に、木製の上吊り戸はスチール製よりも高価といわれています。
さらに、専門的な施行が必要なため、施工費用も高くなる傾向があり、費用全体を押し上げる可能性があります。
また、オーダーメイドの場合は、さらに費用がアップします。
- 1枚あたり: 5万円~15万円
- 施工費: 1万円~5万円
初期費用がかかりやすいのね。
上吊り引き戸はやや高価なので、本当に必要な部屋なのか考えておきましょう。
修理費用が高い
長年使用していくと、吊り車部分に負荷がかかり、部品の交換が必要になる場合があります。
交換の際には、専門的な知識や工具が必要な場合があるので、DIYで修理や取り付けをするのは難しいでしょう。
修理箇所 | 金額 |
---|---|
レール | 10,000~20,000円 |
戸車 | 10,000~30,000円 |
ドア | 60,000円以上 |
防音性が低い
上吊り戸は、構造上、床から隙間ができるので、音漏れしやすいというデメリットがあります。
隣室への音漏れや外部からの騒音が気になるかもしれません。
上吊り戸を設置する場所や、間取りを考えた方がいいですね。
上吊り戸を採用したい場合は、細かいところまで気をつけなくちゃね。
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上吊り戸を選ぶ時に失敗しないコツ
1. 部屋の全体の雰囲気に合わせたデザインを選ぶ
部屋の全体の雰囲気に合わせて、素材や色、デザインを選びましょう。
モダンな部屋にはシンプルなデザインのアルミ製、和風な部屋には木製の引き戸などがおすすめです。
開閉方式も片引き戸、引き違い戸など、様々な開閉方式があります。
2. 耐久性のある素材を選ぶ
上吊り戸は、長年使い続けるものですから、耐久性も重要なポイントです。
木材、アルミ、スチールなど、様々な材質があり、アルミ製は軽量で耐久性が高く、腐食しにくいのが特徴です。
それぞれのメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
木製は、 温かみや高級感がありますが、湿気に弱く、反りや割れが生じる可能性があります。
3. 保証期間を設けているか確認する
LIXIL、YKK APなどの大手メーカーは、製品に保証期間を設けている場合が多いので、メーカーの保証期間を確認しておくと高額な修理費用を抑えられることもあります。
また、定期的なメンテナンスが長持ちの秘訣です。
定期的に戸車やレールに注油したり、掃除をすることで、スムーズな開閉を維持しましょう。
少し手間をかけるのが大切なのね。
修繕費が高くなりがちなので、頑張りましょう。
4. 予算を決めておく
上吊り戸の費用は、材質やメーカーによって大きく異なります。
材質(木製、アルミ製など)、デザイン、サイズによって大きく価格が変わるので、予算を決めておいた方が安心です。
上吊り戸の施工は、単にドアを取り付けるだけでなく、建物の構造や内装とのバランスを考慮した専門的な技術が必要となります。
専門の業者に依頼する必要があり、専門業者に依頼する場合は本体だけでなく、取り付け工事費がかかることに注意しましょう。
上吊り引き戸のよくある質問
上吊り戸は壊れやすい?
上吊り戸の耐久性は、材質や使用頻度によって異なります。一般的に、スチール製の上吊り戸は、木製の上吊り戸よりも耐久性が高いと言われています。
定期的に、掃除をするなど、スムーズに開閉できるようメンテナンスすると良いでしょう。
上吊り戸のDIYはできる?
DIYで上吊り戸を取り付けることは可能ですが、専門的な知識や工具が必要になります。
特に、枠の取り付けや調整は難しい作業なので、自信がない場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。
上吊り戸後悔しない?上吊り引き戸って壊れやすい?|まとめ
上吊り戸は、スタイリッシュな見た目と使いやすさが魅力のドアですが、費用や耐久性など、注意すべき点もあります。
後悔しないためにも、上吊り戸を採用する場合は間取りをしっかりとチェックしてください。
【後悔した人の声】
上吊り戸を選んで後悔した人は、シミュレーション不足が原因です。
上吊り戸を取り付ける前に、間取りをシミュレーションしておきましょう。
家づくりは、情報戦です。
実は、ハウスメーカー選びで後悔したという声は後を絶ちません。
理想の家とは程遠い現実…そんなことになったら、本当に辛いです。
一生に一度の家づくり、後悔したくないよね?
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