アイ工務店の打ち合わせ回数は何回まで?設計士がいない?アイ工務店の打ち合わせについての疑問を解消!
「アイ工務店で家を建てたいけど、打ち合わせ回数が少ないの?」
「設計士はいないの?」
一級建築士、職人歴10年、宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。
アイ工務店では、大手ハウスメーカーに比べて打ち合わせ回数が少ないと聞いたことがある方も多いでしょう。
この記事では、アイ工務店との打ち合わせ回数や、設計士との関係性について、実際に家を建てた方の声も交えながら詳しく解説していきます。
アイ工務店で家を建てることを検討している方は、ぜひ参考にして、後悔のない家づくりを進めてください。
アイ工務店での家づくりは、大きく分けて3つの段階
- 営業担当との打ち合わせ
- 設計士との打ち合わせ
- インテリアコーディネーターとの打ち合わせ
アイ工務店の打ち合わせ回数は、営業担当との打ち合わせは無制限。
設計士やインテリアコーディネーターとの打ち合わせは2回まで。
アイ工務店の打合せの回数は営業担当とは無制限!
アイ工務店での家づくりは、大きく分けて3つの段階で進めていきます。
1.営業担当との打ち合わせ
家全体のイメージや間取りの大まかな設計など、基本的なことを決めます。
営業担当との打ち合わせでは、回数の制限はありません。
希望をじっくりと聞いて、間取りを作成してくれます。
他の大手ハウスメーカーでは、営業担当と設計担当と分業しているところがほとんどです。
しかし、アイ工務店、経験が豊富な営業担当が多く在籍しているので、初期設計まで対応できるという安心感があります。
2.設計士との打ち合わせ
間取りの詳細や、構造、素材など、専門的なことを決めます。
営業担当との打ち合わせで決まった内容をもとに、より具体的な設計を進める段階です。
耐震性や間取りの使い勝手など、専門的な知識が必要なことを確認しながら、設計図を詰めていきます。
アイ工務店では、設計士との打ち合わせが2回までと決められています。
3.インテリアコーディネーターとの打ち合わせ
壁紙や床の色、照明器具など、家の内装を決める段階です。
設計士との打ち合わせと同様に、こちらも2回までと決められています。
アイ工務店の打ち合わせは営業担当がメイン!
アイ工務店では、営業担当者が初期設計を行うという独自のシステムを採用しています。
アイ工務店がこのようなシステムを採用しているのには、いくつかの理由があります。
- コスト削減: 設計士に仕事を依頼する手間が省けるため、コストを削減できます。
- スムーズなコミュニケーション: 契約から設計まで、同じ担当者が対応することで、意思疎通がスムーズに行えます。お客様の希望を正確に把握し、それを設計に反映させることができます。
アイ工務店では、経験豊富な営業担当者が、希望をじっくりとヒアリングし、3Dパースを使って一緒に作っていきます。
「キッチンは広々として、収納もたっぷり欲しいけど、具体的にどうすればいいかわからない」そんな漠然としたイメージでも、3Dパースで視覚的に確認しながら具体的なプランを練り上げていきます。
イメージを伝える際に役立つので、事前に雑誌の切り抜きや、気に入った間取り図などを集めておくとよいでしょう。
言い換えると、担当者のスキル次第で家の完成度が決まるということです。
アイ工務店の設計士との打合せは2回まで!
アイ工務店の設計士との打ち合わせの主な目的は、間取りが決まった後に、建築基準法などの法律に沿って図面を完成させることです。
間取りそのものを大きく変更するよりも、細かい部分の調整に重点を置いています。
打ち合わせの流れ
- 間取りの確認: 営業担当者と決めた間取りを基に、設計士が詳細な図面を作成します。
- 細部の決定: 窓の位置や大きさ、コンセントの配置、照明の種類など、建物の細部を一つずつ決めていきます。
- 構造の確認: 構造上の制約や注意点について、設計士から説明を受けます。
設計士との打ち合わせで決めること!
- 窓の位置、大きさ、高さ
- エアコンの室外機の設置場所
- 照明の配置と電気配線
- 建物の構造に関する細かい部分 など
例えば、「キッチンに大きな窓を設置したい」という要望があったとします。
設計士は、採光や通風を確保するためにはどのくらいの大きさの窓が適切か、構造上問題ないかなどを詳しく説明してくれます。
「構造上、この位置に大きな窓を設置すると、建物の強度が弱くなってしまうため、別の場所に窓を設置するか、窓の大きさを小さくする必要がある」といった具合で打ち合わせが進みます。
設計士との打ち合わせは、建物の細部を決める重要なプロセスですが、アイ工務店では設計士との打ち合わせが2回と限られています。
そのため、窓の位置や照明の種類など細かな部分まで、できるかぎり営業担当と事前に考えておきましょう。
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インテリアコーディネーターとの打ち合せ
インテリアコーディネーターとの打ち合わせでは、壁紙の色や照明器具の種類など、家の見た目や雰囲気を決める大切な要素を一つひとつ決めていきます。
- 壁紙: 部屋の雰囲気を大きく左右する壁紙。色や柄、素材など
- 床材: フローリングや畳など
- 照明: 照明器具の種類や配置など
- 建具: ドアや窓の種類、取っ手など、建具の色や素材
- 設備機器: キッチンや洗面台、トイレなどの設備機器の色やメーカーを選ぶ
インテリアコーディネーターも、アイ工務店は外部の方が多いので打ち合わせは2回までです。
決めていたとしても悩むことが多いので、事前にしっかりと準備をしておくことが大切です。
ある程度の予算を決めておくことも大切です。
設計士さんとインテリアコーディネーターさんとの打ち合わせは2回までなのか~。
他のハウスメーカーと比べてアイ工務店の打ち合わせは少ない?
一般的に、注文住宅の打ち合わせ回数は、ハウスメーカーによって異なりますが、10回~25回程度が目安です。
アイ工務店の打ち合わせ回数は、営業担当との打ち合わせは無制限とはいえ、やや少ない印象です。
設計士やインテリアコーディネーターとの1回の打ち合わせは、3時間から6時間ほど。
つまり、設計とインテリアの打ち合わせを合わせると、合計12~24時間で全ての仕様を決めることになります。
例えば、キッチンを選ぶ場面を考えてみましょう。
- キッチンメーカー: 複数のメーカーから選ぶ
- キッチン素材: 人工大理石、ステンレスなど
- 収納の配置: 調味料や食器の収納場所
- シンクの種類: 一槽シンク、二槽シンクなど
- 水栓の種類: シングルレバー式、タッチレス式など
このように、キッチン一つとっても、決めるべきことがたくさんあります。
これらのことを、たった1回の打ち合わせで決めなければならないのは、かなり大変です。
1回の打ち合わせごとに、多くのことを決めなければならず、施主側もある程度の準備が必要となります。
アイ工務店で家を建てることを検討しているなら以下の点に注意しましょう。
- 打ち合わせ前に、カタログやホームページなどで、事前に情報収集をする
- 打ち合わせの際は、メモや図面を持ち込む
- 分からないことは、遠慮なく質問する
- 優先順位を決めておく
こちら側もしっかり調べるのが大事そうだね。
設計士との打ち合わせが2回までなので、かなり細かいところまで営業担当と詰めていく必要がありそうです。
アイ工務店の家の完成度は営業担当のスキル次第
アイ工務店では、一人の営業担当者が、契約関係の書類、間取り設計、引き渡し後のフォローアップまで、幅広い業務を担当します。
これは、お客様との距離が近く、きめ細やかな対応が期待できるというメリットがある一方で、担当者のスキルや経験によって家づくりの満足度が大きく左右されるというデメリットでもあります。
大切な担当者が決まるタイミング!
- 住宅展示場のアンケート
- 現場見学会の申し込み
- 紹介サービス
- 資料請求
残念ですが、担当者ガチャのような側面もあります。
アイ工務店で家を建てる時には、住宅展示場や見学会に参加し、実際に担当者と話をして、信頼できるかどうかを見極めるのが一番です。
SNSでは、良い口コミと悪い口コミもあるね~。
アイ工務店は、今すごく勢いのある会社なので、口コミが目立ちやすいのかもしれませんね。
アイ工務店の口コミをまとめて解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。
アイ工務店の打ち合わせ回数は何回まで?設計士がいない?まとめ
アイ工務店は、価格を抑えて自由度の高い家を建てたいと考えている人にとっては、魅力的な選択肢です。
しかし、営業担当者のスキルに左右されるという点には注意してください。
このブログから資料請求や窓口相談をされた方には、間取りや住宅設備などのセカンドオピニオンも行っていますので、お気軽にご相談ください。
アイ工務店での家づくりは、大きく分けて3つの段階
- 営業担当との打ち合わせ
- 設計士との打ち合わせ
- インテリアコーディネーターとの打ち合わせ
アイ工務店の打ち合わせ回数は、営業担当との打ち合わせは無制限。
設計士やインテリアコーディネーターとの打ち合わせは2回まで。