「桧家住宅って安っぽい?」
「経年劣化が早いって本当?」
一級建築士、職人歴10年、宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。
新築一戸建てを建てるなら、低価格で全館空調をつけられる桧家住宅も候補の一つですよね。
しかし、「桧家住宅って実際どうなの?」「後悔しないか心配」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、実際の口コミをもとに、桧家住宅のメリット・デメリットを徹底的に解説します。
- 桧家住宅は全館空調が標準装備のハウスメーカーです。
- ただし、間取りの自由度が低いことには注意!
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桧家住宅で後悔したポイント!
営業担当の質が悪くて後悔した
「桧家住宅で家を建てたけど、営業担当の対応にがっかりした」という声、意外と多いようです。
せっかくのマイホームづくり、担当者との関係性が悪ければ、ストレスが溜まってしまいますよね。
ただ、残念ながら、桧家住宅に限らず、どのハウスメーカーでも営業担当の質はさまざまです。
どこのハウスメーカーでも営業の質が悪いという口コミは目にします。
相性も大事だよね。
アフターフォローが遅くて後悔した
桧家住宅の家は、建物の品質自体は高い評価を得ている一方で、アフターサービス面では対応の遅さといった点が気になるという声も聞かれます。
何かトラブルが発生した場合は、迅速に対応してもらう必要がありますが、家の本体価格を抑えるために人件費を削減している可能性があります。
迅速な対応を望む場合は、大手ハウスメーカーを選ぶのも一つの選択肢かもしれません。。
将来の保証が心配で後悔した
桧家住宅の保証期間は、構造部分については10年保証が基本です。
有償のメンテナンスを行うことで、最長30年まで延長できます。
しかし、他のハイグレードなハウスメーカーでは、構造部分の初期保証が30年、場合によっては延長して60年という保証期間を提供しているところもあります。
桧家住宅の保証期間は、他の大手ハウスメーカーと比較すると短いと言えるでしょう。
長期保証には、それだけ費用がかかります。
価格を抑えるために、保証期間を短く設定しているのかもしれません。
大手の保証が良いといっても、それだけ高いからね。
全館空調で乾燥して後悔した
桧家住宅の最大の特徴である「Z空調」ですが、その一方で「家の中が乾燥する」といった口コミも少なくありません。
特に、加湿器を使用しても追いつかないほどの乾燥に悩まされ、肌や喉のトラブルを抱える方もいるようです。
これらの問題に対し、桧家住宅は2021年9月から「極楽加湿」という24時間オート加湿システムを導入し、乾燥対策に乗り出しました。
「極楽加湿」は、「Z空調」とセットで設置され、加湿された空気を家全体に送り届けてくれます。
本体が約4万円、給水設備工事は約1万円なので、そこまで高い設備ではありません。
乾燥が気になる方は、検討してみてもいいかも!
ただ、定期的なフィルター交換が必要で、ランニングコストが発生します。
Z空調の稼働音がうるさくて後悔した
桧家住宅の全館空調システム「Z空調」で気になるのが運転音です。
Z空調の本体は、生活空間に音が響かないようにするため、廊下やホールといった普段人があまり行かない場所に設置されます。
エアコン本体は、壁やドアを挟んで設置されるため、一般的なエアコンに比べて運転音は気になりにくい設計になっています。
近年は、エアコンの性能が向上し、以前よりも静かに運転できるようになりました。
静かな夜とかは、運転音が気になるのかも。
Z空調の設置位置と寝室との位置は注意しましょう。
電気代が高くて後悔した
全館空調が、普通のエアコンより電気代が高いのは間違いありません。
Z空調は、基本的に24時間運転するため、通常のエアコンに比べて消費電力が大きくなります。
実際に桧家住宅でZ空調を利用している人の中には、「毎月の電気代が思っていたよりも高く、家計が苦しい」と感じている方もいます。
特に、外出が多い家庭では、「家を空けている間も空調が稼働しているのはもったいない」と感じる方も多いようです。
全館空調って絶対つけないといけないの?
全館空調システム「Z空調」は、7月契約分から標準装備になりました。
桧家住宅は全館空調が売りなので、ここまで読んで全館空調がいらないと思った方は、他のハウスメーカーを検討した方がいいかもしれません。
他のハウスメーカーを探す際は、『タウンライフ家づくり』などで比較検討してみましょう。
下記の記事にタウンライフを利用する時のポイントをくわしく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
桧家住宅のメリット
ここからは、桧家住宅のメリットを解説します。
全館空調が標準装備
全館空調システムは、高額な導入費用がネックとなっていました。
そんな中、桧家住宅では、全館空調システム「Z空調」を7月契約分から標準設備として取り扱うことが決定しました。
一般的に、200万円~250万円程度の費用はかかるので、かなりお得に導入できます。
建物本体の価格改定は据え置きです。
全館空調をとりつけたい人は、桧家住宅!って言われるね。
インテリアはプロにお任せできる
「家を建てるのは初めてで、インテリアのことはよく分からない…」
そんな方にぴったりなのが、桧家住宅の「セレクティア」です。
セレクティアとは、プロのインテリアコーディネーターが、さまざまなテイストのインテリアを提案してくれるサービスのことです。
桧家住宅は、「セレクティア」が標準でついています。
- シチリアンリゾート
- フレンチシック
- オーセンティックモダン
- カフェシアトル
- カフェボタニカル
- イタリアンモダン
- ジャパニーズモダン
- ラグジュアリーモダン
- スカンジナビアンナチュラル
インテリアに自信がないから、これは嬉しいサービス!
価格がわかりやすい
桧家住宅では、大きく分けて「規格住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類の商品があります。
規格住宅「スマート・ワン」は、既に設計された間取りから、自分の理想に合うものを選ぶことができます。
専用サイトで、オプションを追加した場合の価格なども含めて事前確認が可能です。
セミオーダー住宅「スマート・ワン カスタム」は、「パレット」と呼ばれる四角形を組み合わせて、自分だけのオリジナルの間取りを作ることができます。
パレットの種類によって価格は決まっており、間取りを変更しても、その範囲内であれば価格は変わりません。
さまざまなパターンを事前に比較できるので、桧家住宅では予算内で進めやすいでしょう。
定額制みたい!
地震に強い
地震が多い日本では、住まいの安全性は最も重要な要素の一つです。
桧家住宅では、全棟耐震等級3という高い基準をクリアし、地震に強い家づくりを実現しています。
- 徹底した計算に基づいた設計: 設計の段階から、地震や台風などによる建物の揺れに対して、どのくらいの強度が必要かを細かく計算しています。
- 高性能な壁材「EXハイパーボード」: 壁には、耐震性、耐火性、耐久性に優れた「EXハイパーボード」を使用。地震の揺れに強く、火災にも強い家を実現します。
- ハイブリッド工法の採用: 在来工法と2×4工法の良いところを組み合わせたハイブリッド工法を採用することで、より強固な構造を実現しています。
桧家住宅では、住宅性能表示制度に基づいた住宅性能評価書を発行できます。
ただし、この評価書を発行するには、別途費用がかかるので、注意してください。
桧家住宅に坪単価は平均69万円
桧家住宅に坪単価は、平均69万円です。
他のハウスメーカーと比較しても、比較的リーズナブルな価格帯となっています。
大手ハウスメーカーと比べてみました。
大手ハウスメーカー | 平均坪単価 |
---|---|
桧家住宅 | 69万円 |
積水ハウス | 140万円 |
パナソニックホームズ | 120万円 |
ヘーベルハウス 三井ホーム | 118万円 |
住友林業 | 112万円 |
大和ハウス | 110万円 |
ミサワホーム | 100万円 |
セキスイハイム | 95万円 |
一条工務店 | 90万円 |
桧家住宅が安いのには理由がある
桧家住宅が、他のハウスメーカーよりも費用を抑えられているのは、自社で施工を行うという独自のシステムがあるからです。
多くのハウスメーカーでは、建物の設計や施工を複数の会社に委託することが一般的です。
そのため、それぞれの会社が利益を乗せるため、最終的に消費者が支払う費用が高くなってしまうという仕組みになっています。
一方、桧家住宅は、設計から施工までを自社で行うことで、中間マージンを削減。
その分、建物の価格を抑えることができているのです。
桧家住宅で後悔しないために知っておくべきこと
全館空調が壊れたときにコストがかかる
全館空調はとても便利ですが、もし壊れてしまった場合、修理や交換にどれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
一般的な全館空調システムの場合、故障して交換するとなると、50万円を超える費用がかかることも珍しくありません。
桧家住宅では、自社で全館空調システムを開発・製造しています。
そのため、故障して交換する場合でも、費用は1台約30万円です。
他の全館空調システムと比較すると、かなり費用を抑えることができます。
「無償保証+修理回数は無制限」の保証が10年付いています。
それでも、壊れた時の絶望感がすごそう…。
ヒノキが標準仕様ではない
「桧家住宅」という名前から、床材はヒノキ材が使われているとイメージする方も多いかもしれません。
しかし、実際には、桧家住宅の床の標準仕様は「木製フローリング」となっています。
ヒノキの床材も、桧家住宅では取り扱っていますが、基本的にはオプションです。
間取りによっては、ヒノキ自体が選択肢にない場合もあります。
完全自由設計ではない
「桧家住宅で家を建てたいけど、間取りは完全に自由に決められるのかな?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、桧家住宅では、完全な自由設計の家を建てることはできません。
桧家住宅では、大きく分けて2種類の商品があります。
- 規格住宅: 既に設計された間取りから選ぶタイプです。価格が安く、短期間で建てることができます。
- セミオーダー住宅: ある程度の範囲内で、間取りを自由に設計できるタイプです。規格住宅よりも自由度が高く、自分好みの家に近づけることができます。
どちらの商品も、人気のある間取りが採用されているため、希望に合うプランが見つかる可能性は高いです。
ある程度の制限がある間取りになることには注意してください。
自由設計じゃなくても十分って考えている人におすすめってことね!
まとめ
桧家住宅は、全館空調システムが標準装備のミドルコストハウスメーカーです。
全館空調のデメリットの乾燥も、「極楽加湿」という24時間オート加湿システムを導入することで改善しました。
他のハウスメーカーでは、全館空調の導入に200~300万円かかるので、全館空調をできるだけ安く導入したい方にはかなりおすすめです。
ただし、気を付けてほしいのが、完全自由設計ではないという点です。
「完全自由設計の家を建てたい」という方には、他のハウスメーカーも検討してみると良いでしょう。
『タウンライフ家づくり』では、間取り設計を各ハウスメーカーで作成してもらえます。
簡単な手続きでもらえるので、間取りを考える際の初期案に活用してください。
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