「グラフテクトで後悔しないかな。」
「グラフテクトとリシェルの違いって?」
一級建築士、職人歴10年、宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。
グラフテクトキッチンは、その高いデザイン性と機能性から人気を集めていますが、一方で、購入後に「思っていたのと違った」という声も耳にします。
この記事では、グラフテクトキッチン選びで後悔しないためのメリット・デメリットを徹底解説します。
よく比べられる「グラフテクト」と「リシェル」についても比較するので、キッチン選びで失敗したくない方はご覧ください。
- グラフテクトは、リーズナブルな価格で高品質なキッチンが欲しい方におすすめです。
- コスパが良い
- 11種類のレイアウトを選べる
- 天板色を選べる
- キズや汚れに強い
- 標準機器が優れている
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グラフテクトキッチンは後悔しない!人気の理由
グラフテクト(GRAFTEKT)は、最高水準のオーダーキッチン「キッチンハウス」の技術と品質を、手が届きやすい価格帯で提供しているブランドです。
簡単に言うと、費用相場300〜500万円の高級キッチン「キッチンハウス」の商品がパッケージ化されているのが、グラフテクト(GRAFTEKT)です。
パッケージから自分で理想のキッチンを選んでいくセルフ方式を採用しており、高品質な「キッチンハウス」を手頃な価格で導入できると人気を集めています。
価格は、「キッチン+カップボード+取付費込み」で175万円です。
高品質なのに、価格は思っていたよりお手頃なのね。
オーダーメイドとシステムキッチンのいいとこ取りをしたようなキッチンブランドなんです。
グラフテクトキッチンのメリット
ここでは、グラフテクトキッチンの具体的なメリットを見ていきましょう。
- コスパが良い
- 11種類のレイアウトを選べる
- 天板色を選べる
- キズや汚れに強い
- 標準機器が優れている
コスパが良い
グラフテクトは「キッチン+カップボード+取付費+配送費込み」で175万円です。
グラフテクトは、「高品質なオーダーキッチンを、より多くの人に」というコンセプトなので、コストパフォーマンスに優れています。
11種類のレイアウトを選べる
グラフテクトのキッチンは、アイランド型、L型、対面型など11種類の豊富なレイアウトから、あなたのライフスタイルにぴったりのものを選ぶことができます。
- デュエ アイランド
- デュエ
- ウェスタ アイランド
- アイランド
- ペニンシュラ
- 袖壁付けペニンシュラ
- L型
- オープンL
- ポポラート アイランド
- ポポラート
- I型
どのレイアウトや色を選んでも、175万円のスタート価格です。
サイズが変わっても、価格は変わりません。
ほんとに、175万円ぽっきりなのね。
オプション費用が大きくなりにくいのも魅力のひとつです。
天板色を選べる
天板色は 「特殊柄・木目調・リゾットカラー」の29色から、カラーを自由に組み合わせられます。
【参考プラン①】
カラー:メルクリオ・アッシュベージュ
レイアウト:デュエ アイランド
【参考プラン②】
カラー:ピアノベトン・サンドオーク
レイアウト:ペニンシュラ
かなり印象が変わるね!
キズや汚れに強い
天板には、キッチンに最適な欧州製樹脂素材「エバルト」が採用されています。
欧州生まれの特殊樹脂素材「エバルト」は、キズや汚れに強く、美しい光沢を長く保ちます。
毎日使うキッチンだからこそ、丈夫で美しい素材を選びたい方におすすめです。
キズつきにくく、お手入れ簡単なので、お子様と一緒に料理を楽しむことも可能です。
毎日使うキッチンだからこそ、こだわるのもアリよね!
標準機器が優れている
グラフテクトは、デザイン性と機能性に優れた機器が、175万円で標準装備されています。
- 加熱機器(リンナイ製3⼝ガスコンロ または ⽇⽴製3⼝IH)
- レンジフード(TAJIMA製)
- ⽔栓(KVK製混合⽔栓 または クリンスイ製浄⽔器⼀体型⽔栓)
- ⾷器洗い機(リンナイ製 W450)
他メーカーではつけることが難しい、海外製食器洗い機「ボッシュ製 ⾷器洗い機」も+198,000円で設置できます。
さらにこだわりたい⽅は、グレードアップオプションもあります。
グラフテクトキッチンのデメリット
ここでは、グラフテクトキッチンのデメリットを見ていきましょう。
- コンセントを追加で設置できない
- シンクがステンレスでキズが付きやすい
- 収納部分が少ない
コンセントを追加で設置できない
グラフテクトキッチンは、コンセントを追加で設置できません。
スマホやタブレットを見ながら料理を楽しんだり、キッチン家電をたくさん使いたい方には、コンセントの数が不足してしまう可能性があります。
グラフテクトキッチンを選ぶ際は、ご自身のライフスタイルに合ったコンセントの配置や数を事前に確認することをおすすめします。
キッチンを加工して後取り付けした場合は、保証対象外となるため注意してくださいね。
コンセントの位置も考えるのね…。
シンクがステンレスでキズが付きやすい
グラフテクトは、ステンレスのシンクしか選べません。
クリナップの公式サイトでは、ステンレスのシンクは小傷ができる、水垢が目立ちやすいことがデメリットとして挙げられています。
人工大理石と比べると、こまめな掃除が必要です。
ステンレス: 耐熱性、耐久性が高く、お手入れが簡単。ただし、水垢が目立ちやすいというデメリットも。
人造大理石: 熱に強く、傷つきにくく、美しい見た目が特徴。継ぎ目がないため汚れが溜まりにくい。
人造大理石は、重い鍋などを落とした時に割れやすいという欠点もあります。
ステンレスだと、割れる心配はないね。
収納部分が少ない
グラフテクトキッチンは、スタイリッシュなデザインが魅力なので、標準プランでは収納スペースが限られています。
標準サイズ(税抜175万円)では、幅1850mmサイズのカップボードが含まれます。
キッチン用品が多い方や、収納にこだわりたい方には、少し物足りないかもしれません。
ただ、約20万円の追加費用で、ダイニング側に収納スペースを設けることができます。
う~ん。オプションの収納はダイニング側だけなのね。
グラフテクトとリシェルを徹底比較!
リシェルとは、リクシルが提供するシステムキッチンの最高級モデルです。
どちらも高品質なシステムキッチンとして人気を集めており、比べられることが多いので、比較してみました。
項目 | グラフテクト | リシェル |
---|---|---|
ブランド | キッチンハウスの技術を継承 | LIXILの最高級モデル |
価格 | 1,750,000円~ | 874,000円〜2,630,500円 |
デザイン | 洗練されたシンプルデザイン | 高級感のあるデザイン |
素材 | 欧州製樹脂素材「エバルト」を採用 | セラミックトップ |
標準機器 | ・加熱機器(リンナイ製3⼝ガスコンロ または ⽇⽴製3⼝IH) ・レンジフード(TAJIMA製) ・⽔栓(KVK製混合⽔栓 または クリンスイ製浄⽔器⼀体型⽔栓) ・⾷器洗い機(リンナイ製 W450) | ・加熱機器(リンナイ製3⼝ガスコンロ または ⽇⽴製2口IH) ・レンジフード(富士工業製) ・水栓 (ロマーレS・エコハンドル) ・⾷器洗い機(リンナイ製 W450) |
グラフテクトのキッチンもスタイリッシュで魅力的ですが、リシェルの最大の魅力は、なんといっても「セラミックトップ」です。
- 硬度が高いので傷つきにくい
- 熱に強い
- 美しい光沢を長く保てる
汚れも落としやすく、お手入れも簡単なので、清潔なキッチンを保ちたい方におすすめです。
リシェルは、収納の自由度が高い点が特徴です。
調味料や調理器具、食器など、さまざまなものを効率的に収納できるよう、細かく設計されています。
グラフテクトも収納はできますが、リシェルほど豊富なバリエーションはありません。
- シンプルでスタイリッシュなデザインが好きな方
- リーズナブルな価格で高品質なキッチンが欲しい方
- デザイン性と機能性を両立させたい方
- 収納力にこだわりたい方
- セラミックトップが良い方
リシェルとグラフテクト、どちらも魅力的なキッチンですが、それぞれ特徴が異なります。
どちらを選ぶか迷っている場合は、ショールームで実際に見て触れて、比較検討することをおすすめします。
デザイン、機能性、価格など、自分にとって何が一番重要なのかをリストアップすると良いですよ。
下記の記事で、「リシェル」を提供しているリクシルの定番システムキッチン「シエラS」の人気の理由について解説しています。
定番商品も押さえておきたい方は、ご覧ください。
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たくさんのハウスメーカーのカタログを見るのも、家づくりの参考になりますよ。
複数の会社から提案を受けられるので、より自分に合ったプランを見つけることができるでしょう。
タウンライフは、自分だけでは思いつかないような間取りプランを無料で提案してもらえるので、間取りの初期案としてうまく活用してください。
下記の記事にタウンライフを利用する時のポイントをくわしく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
グラフテクトで失敗しないための5つのポイント
システムキッチンでよくある失敗談と、それを避けるための対策をまとめました。
- 色選びの失敗
- 収納量の不足
- ワークトップ素材の選択ミス
- コンロの位置や高さのミスマッチ
- 同じ商品でも業者によって価格が違う
1. 色選びの失敗
後悔例:流行の色を選んだものの、数年後には飽きてしまった。
長く使うものなので、飽きがこない落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。
流行の色を選ぶ場合は、アクセントカラーとして取り入れるなど、部分的に取り入れましょう。
また、床や壁の色とのバランスも考えて選びましょう。
テンションが上がって流行りの色を選びがちかも。
キッチンはリビングの顔なので、慎重に選んだ方が良いですね。
2. 収納量の不足
後悔例:収納スペースが足りず、物が溢れてしまい、使い勝手が悪い。
収納スペースが足りないという問題は、後から簡単に解決できません。
調理器具や食器の種類や量を事前に把握し、必要な収納量を考えておきましょう。
グラフテクトは、特に収納スペースが限られているので注意しましょう。
3. ワークトップ素材の選択ミス
後悔例:熱に弱く、焦げ付きやすい素材を選んでしまい、お手入れが大変。
調理スタイルやライフスタイルに合わせて、熱に強い素材や、傷がつきにくい素材を選びましょう。
グラフテクトは、欧州製樹脂素材「エバルト」を採用しているので、忙しい毎日でも清潔なキッチンををキープできます。
4. コンロの位置や高さのミスマッチ
後悔例:コンロの位置が高すぎて腕が疲れる、あるいは低すぎて腰が痛くなる。
実際にショールームで調理シミュレーションを行い、自分に合った高さや位置を確認してみましょう。
自分にあった高さって何㎝なの?
今は、85cmのキッチンが主流ですね。肘から10㎝〜15㎝程度下を目安にキッチンの高さを決めると使いにくさを避けられます。
5.同じ商品でも業者によって価格が違う
後悔例:費用が思っていたよりも高額になった。
同じ商品でも業者によって価格が違うこともあります。
取引先のメーカーとの関係により、商品を安く仕入れることが可能な業者もあるからです。
また、施工技方法の違いによっても価格が大きく異なります。
複数の業者に見積もりを取ることで、相場がわかり、適正な価格で契約できるので、3件程度は見積りを取りましょう。
グラフテクトのよくある質問
グラフテクトの価格はどのくらいですか?
基本的には、「キッチン+カップボード+取付費込み」で175万円です。
グラフテクトの価格は、オーダーメイドであるため、使用する素材やオプションによって大きく異なります。
グラフテクトのシンクはどのような特徴がありますか?
グラフテクトのシンクは、職人の手仕事によるオーダーメイドで、キッチンと一体感のあるフラットなデザインが特徴です。
ステンレスの板を一点一点丁寧に加工することで、洗練されたスクエアなフォルムが実現しました。
シンクと天板の継ぎ目がほとんど目立たないため、清潔感があり、お手入れも簡単です。
グラフテクトのショールームはどこにありますか?
グラフテクトのショールームは、全国各地に16店舗あります。
最寄りのショールームは、グラフテクトの公式サイトで検索できます。
グラフテクトは2024年に値上げしましたか?
グラフテクトの価格は、原材料費の高騰などにより、パッケージプラン価格が138万円〜(税抜)が、2024年1月31日から175万円〜(税抜)へと価格改定されました。
グラフテクトは値引き交渉はできますか?
複数の業者から見積もりを取って比較したり、まとまった金額の購入を検討したりすることで、値引き交渉の余地ができる場合があります。
グラフテクトで後悔しないように複数の業者で見積もりを取る
グラフテクトは、デザイン性と自由度の高いキッチンです。
もちろん、メリット・デメリットがあるので、ショールームで実際に見て触れたり、建築の専門家に相談し、アドバイスをもらいましょう。
- コスパが良い
- レイアウトを選べる
- キズや汚れに強い
- 標準機器が優れている
- コンセントを追加で設置できない
- シンクがステンレスでキズが付きやすい
- 収納部分が少ない
実際に家づくりとなると、住宅設備選びやプランニングなど、多くの疑問が湧いてくるかと思います。
そんな時は、プロの意見を聞くことがおすすめです。
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いろいろなハウスメーカーの間取りプランを知ることも、後悔しない家づくりには大切です。
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