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友弘ヒロキ
「一級建築士×内装職人×FP×宅建士」
①住宅業界歴 17年
②内装職人として会社を設立
③建築士として200件以上の実績
建築士・内装職人・FP・宅建士の視点から、住まいのすべてを解説します。

「システムキッチンなどの住宅設備から設計まで、建築のことなら何でもご相談ください!」

軽量鉄骨・重量鉄骨の戸建てはやめとけ?鉄骨造がおすすめできる人は?鉄骨造と木造の違いから戸建て住宅の構造をくわしく解説!

軽量鉄骨・重量鉄骨の戸建てはやめとけ?鉄骨造がおすすめできる人は?鉄骨造と木造の違いから戸建て住宅の構造をくわしく解説!
妻のあさ美

「軽量鉄骨・重量鉄骨の戸建てはやめとけ?」
「鉄骨造がおすすめできる人は?」

一級建築士職人歴10年宅建士の経歴を持つ『住宅のプロ』である僕が解説します。

新築一戸建てを建てる際、構造材の選択は非常に重要な決断です。

木造、軽量鉄骨、重量鉄骨など、様々な構造がありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

この記事では、軽量鉄骨・重量鉄骨が「やめとけ」と言われる理由から、それぞれの構造の特徴、木造との比較、そして鉄骨造がおすすめできる人まで、詳しく解説していきます。

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目次

軽量鉄骨・重量鉄骨が「やめとけ」と言われる理由

画像引用:へーベルハウス

軽量鉄骨・重量鉄骨が「やめとけ」と言われる理由は、一概にこう断言することはできません。

しかし、インターネット上などで「やめとけ」と言われる理由としては、主に以下の点が挙げられます。

鉄骨造の住宅は高い

鉄骨は木材に比べて高価な素材であり、加工にも手間がかかるため、建築コストに大きく影響します。

また、鉄骨は重量があるため、建物を支える基礎部分の工事にも追加費用が必要です。

特に、地盤が弱い場合は、地盤改良工事が必要になる場合もあり、これが建築費用をさらに押し上げます。

例えば、木造住宅と鉄骨住宅を比較した場合、同じ間取りの住宅でも、鉄骨住宅の方が「1.5〜2倍」ほど高くなるケースは珍しくありません。

断熱性と通気性が悪い

鉄骨造の住宅は、その高い強度や耐久性から注目されていますが、一方で、断熱性や通気性といった点で、木造住宅に比べて課題があります。

木材は、古くから住宅に使われてきた自然素材であり、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用を持っています。

一方、鉄骨は金属であり、木材のような調湿作用はありません。

また、熱を伝えやすい性質を持っているため、外気温の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒いといったことが起こりやすくなります。

そのため、鉄骨造の住宅では、快適な室内環境を保つために、エアコンなどの機械設備に頼らざるを得ないケースが多いです。

防音性が低い

鉄骨造の住宅は、音が伝わりやすい性質を持っています。

特に、鉄骨は振動を伝導しやすいという特徴があるため、外からの騒音や室内の音が気になるという方もいるかもしれません。

しかし、鉄骨造の住宅でも、適切な対策を行うことで、防音性を高めることは可能です。

例えば、壁や床に厚みのある素材を使用したり、二重サッシを採用したりすることで、外部からの騒音を軽減できます。

固定資産税が下がりにくい

固定資産税という面では少し注意が必要です。

固定資産税は、毎年払う税金で、その年の1月1日時点での建物の価値に基づいて計算されます。

一般的に、建物は年数が経つにつれて価値が下がっていくため、固定資産税も少しずつ安くなっていくものです。

しかし、鉄骨造の住宅は、木造の住宅に比べて丈夫で長持ちするため、年数が経っても価値が大きく下がることはありません。

そのため、固定資産税の評価額も高く維持されやすく、結果として、毎年支払う税金が高額になる可能性があります。

鉄骨造の住宅が、長い間高い性能を維持できるというメリットの裏返しとも言えます。

錆(さび)対策が必要

鉄は空気中の水分や酸素と反応して錆びてしまうという性質を持っています。この錆は、建物の強度を低下させ、寿命を縮める原因となります。

そのため、鉄骨造の住宅では、錆を防ぐための防錆処理が欠かせません。

一般的に、鉄骨に直接防錆塗装を施したり、錆びにくい素材で覆ったりするなどの方法が採用されています。

防錆処理の方法としては、塗装による方法が一般的です。塗装には、錆止め効果のある塗料が使用され、鉄骨表面を保護します。また、近年では、亜鉛メッキやステンレスなど、錆びにくい素材で鉄骨を覆う方法も採用されています。

これらの防錆処理を行うことで、鉄骨の寿命を延ばし、建物の耐久性を高めることができます。

鉄骨住宅のリフォームは難しい

リフォームに関しては、木造住宅と比べて自由度が低いという特徴があります。

鉄骨は、一度建物を建ててしまうと、構造を大きく変更することが難しい素材です。

そのため、間取りを大幅に変えたり、柱の位置を移動したりといった、大規模なリフォームは、木造住宅に比べて難しいケースが多いです。

これは、鉄骨が建物の骨格となる重要な役割を担っているためです。

鉄骨を切断したり、移動したりすると、建物の強度が低下し、安全性に問題が生じる可能性があります。

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鉄骨住宅を選ぶ理由|そのメリットと特徴

鉄骨造のデメリットを解説しましたが、鉄骨造にはもちろん木造住宅にはないメリットがあります。

具体的に見ていきましょう。

強固な構造で地震に強い

鉄骨造の住宅に使われる鉄の材料は、工場で大量に作られています。そのため、木材のように1本1本性質が違ったり、育った土地によって品質が変化したりということはありません。

また、鉄骨は、どの部分も同じ強度を持っているため、木材のように、場所によって強度が異なるという心配もありません。

そのため、大きな地震が来ても建物が倒壊するリスクを大幅に減らすことができます。

ただし、鉄骨の構造を設計する際には、強度だけでなく、建物の重さとのバランスも考えなければなりません。

建物を重くしすぎると、地震の際に揺れやすくなってしまうため、適切な設計が重要です。

自由な間取り設計が可能

鉄骨住宅は、柱の本数を少なく抑えることができるため、広々とした空間や、個性的な間取りを実現することができます。

例えば、リビングとダイニングを一体化させたい、吹き抜けを作って開放感のある空間にしたい、大きな窓から光をたくさん取り入れたいといった、理想の間取りを、比較的自由に設計できます。

ただし、構造の違いには注意が必要です。

鉄骨造には、大きく分けて「ラーメン構造」「壁式構造」の2つの種類があります。

  • ラーメン構造: 柱と梁だけで建物を支える構造で、壁の位置を自由に変更できるため、間取りの自由度が非常に高いのが特徴です。
  • 壁式構造: 壁で建物を支える構造で、壁の位置を固定するため、間取りの変更は比較的難しいです。

一般的に、ラーメン構造の方が間取りの自由度が高いと言われています。

品質にバラつきが少ない

鉄骨造の住宅は、品質が安定しているという点も大きな魅力の一つです。

木造住宅の場合、使用する木材の種類や、大工さんの腕によって仕上がりが大きく左右されることがあります。

しかし、鉄骨造の住宅は、工場で大量生産された規格品を使用するため、品質にばらつきが少なく、安定した品質の住宅を建てられます。

例えば、木造住宅では、同じ種類の木材でも、育った場所や年輪の密度によって強度が異なることがあります。

一方、鉄骨は、工場で厳密に品質管理された製品を使用するため、このような心配はありません。

建物の寿命が長い

法律上、建物の価値を計算する際に使われる「法定耐用年数」というものが定められていますが、鉄骨造の住宅は、木造住宅に比べてこの法定耐用年数が長くなっています。

軽量鉄骨造が19年または27年
重量鉄骨造が34年

もちろん、実際の建物の寿命は、建物の使い方や、住んでいる場所の環境など、様々な要素によって変わってきます。

しかし、一般的に、鉄骨造の住宅は、木造住宅に比べて、長く住み続けられる可能性が高いと言えるでしょう。

また、鉄骨造の住宅は、木造住宅のように、シロアリなどの害虫に悩まされることが少ないのも大きなメリットです。

ただし、鉄骨造の住宅でも、窓枠や内装の一部に木が使われている場合があります。

そのため、これらの部分については、定期的な点検とメンテナンスが必要になります。

火災に強い

一般的に、鉄骨住宅は木造住宅よりも火に強いと言われています。

これは、鉄骨が燃えにくい素材であるためです。木造住宅は、火が一度ついてしまうと燃え広がりやすく、全焼してしまう可能性も高いですが、鉄骨住宅は、鉄骨自体が燃えることはありません。

しかし、鉄骨は高温になると強度が低下し、変形してしまうという性質があります。

そのため、火災が発生した場合、鉄骨住宅も倒壊する可能性はあります。木造住宅に比べて倒壊までの時間が短いと言われているのは、このためです。

火災保険料も、鉄骨住宅の方が木造住宅よりも安い傾向にあります。

これは、鉄骨住宅の方が火災のリスクが低いと評価されているからです。

鉄骨の種類ってなに?重量鉄骨と軽量鉄骨の違い

鉄骨造の建物は、私たちの身の回りでよく見かけます。

マンションやオフィスビル、戸建て住宅など、様々な建物に鉄骨が使われています。

実は、鉄骨には、大きく分けて「重量鉄骨」「軽量鉄骨」の2種類があるのをご存知でしょうか?

重量鉄骨と軽量鉄骨の違いは、主に鉄板の厚さにあります

重量鉄骨:鉄板が6mm以上。高層マンションや大規模な工場など
軽量鉄骨:鉄板が6mm以下。戸建て住宅や小規模な店舗など

重量鉄骨は、鉄板が6mm以上と厚く、重くて丈夫なため、大きな力に耐えることができます。そのため、高層マンションや大規模な工場など、大きな建物に使われることが多いです。

一方、軽量鉄骨は、鉄板が薄く、重量鉄骨に比べて軽く、加工しやすいという特徴があります。

そのため、戸建て住宅や小規模な店舗など、比較的規模の小さな建物によく使われます。

戸建て住宅は、重量鉄骨よりも軽量鉄骨で建てられる方が、コストを抑えることができるため、軽量鉄骨が選ばれるケースが多いです。

重量鉄骨造のメリット・デメリット

重量鉄骨造には、他の構造方式にはない、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリットは以下の通りです。

  • 丈夫で長持ち: 重量鉄骨は、非常に丈夫な素材なので、地震や台風などの自然災害にも強く、長寿命な建物が期待できます。
  • 広い空間: 柱が太くても、その分柱と柱の間隔を広く取ることができるため、広々とした空間を作ることができます。例えば、リビングに大きな窓を取り付けて、開放的な空間にすることも可能です。
  • デザインの自由度が高い: 柱の位置を自由に設計できるため、個性的な間取りやデザインの住宅を建てることができます。

デメリットは以下の通りです。

  • 高コスト: 重量鉄骨は、材料費が高く、基礎工事も大規模になるため、木造住宅や軽量鉄骨住宅に比べて、建築コストが高くなります。
  • 重量がある: 建物が重くなるため、地盤が弱い場所では、地盤改良工事が必要になる場合があります。
  • 柱が太い: 柱が太いため、どうしても柱が目立つ部分ができてしまうことがあります。

重量鉄骨造の住宅は、大きな窓をたくさん設けたい、吹き抜けのある開放的な空間が欲しい、というような方にはおすすめです。

また、地震が多い地域に住んでいる方や、将来にわたって安心して住める家を建てたい方にも適しています。

軽量鉄骨造のメリット・デメリット

軽量鉄骨造のメリット・デメリットもみていきましょう。

軽量鉄骨造のメリット

  • コストが安い: 重量鉄骨造に比べて、材料費や工事費を抑えることができます。
  • 工期が短い: 工事がスピーディーに進み、短期間で家が完成します。
  • デザインの自由度が高い: 柱が細いため、間取りの自由度が高く、様々なデザインに対応できます。
  • 丈夫で長持ち: 木造住宅に比べて、シロアリや腐朽の心配が少ないため、丈夫で長持ちします。

軽量鉄骨造のデメリット

  • 断熱性が低い: 鉄は熱を伝えやすい性質があるため、断熱材をしっかり入れるなどの工夫が必要です。
  • 防音性が低い: 外の音や隣室の音などが聞こえやすい場合があります。
  • 火に弱い: 鉄は高温になると強度が低下するため、火災に弱いという側面があります。

軽量鉄骨造の住宅は、コンパクトな家を建てたい方や、デザインにこだわりたい方におすすめです。
また、賃貸住宅や店舗など、短期間で建てる必要がある場合にも適しています。

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鉄骨造と木造はどっちがおすすめ?木造の特徴

家を建てる時、多くの人がまず悩むのが、木造住宅にするか、鉄骨造住宅にするかということです。

どちらもメリットとデメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えません。

木造住宅は、古くから日本人が住み慣れた、温かみのある素材で作られた住宅です。

木は呼吸をしているようなもので、湿度を調整してくれるため、室内は一年を通して快適に過ごすことができます。

また、木のぬくもりを感じられる、あたたかみのある空間が魅力です。

木造住宅のメリット

木造住宅は、古くから日本人に親しまれてきた伝統的な住宅形式で、現代においても多くのメリットがあります。

建築費用を抑えられる

木は鉄やコンクリートに比べて、入手が比較的容易で、価格も安定しているため、材料費を抑えることができます。

また、木は軽い素材なので、運搬が楽で、特別な加工もあまり必要ありません。

鉄骨やコンクリートは、錆びないように防錆処理をしたり、火事に強いように耐火処理をしたりする必要がありますが、木はそういった手間がかかりません。

そのため、工事期間を短くすることができ、結果的に人件費も抑えられるのです。

ただし、すべての木が安いわけではありません。例えば、高級な銘木を使ったり、特殊な加工をしたりすると、コストが大幅にアップすることもあります。

一般的な木造住宅は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて、「1.5〜2倍」ほど安いと言われています。

調湿性に優れる

木造住宅は、木材そのものが持つ「調湿作用」という働きによって、室内を快適に保つことができます。

調湿作用とは、木材が空気中の水分を吸ったり吐いたりする働きのことです。

例えば、梅雨の時期のように湿度が高い時は、木材が空気中の水分を吸収し、室内が湿りすぎないように調節してくれます。

逆に、冬のように空気が乾燥している時は、木材が含んでいる水分を放出し、空気を潤してくれます。

この調湿作用のおかげで、木造住宅は、一年を通して快適な湿度を保つことができます。

日本の気候は、高温多湿な夏と乾燥した冬が特徴です。このような気候変動が激しい日本では、調湿作用のある木材を使った木造住宅は、まさに私たちの暮らしに合った住まいと言えるでしょう。

デザインの自由度が高い

木造住宅は、柱を軸にして、壁や天井を自由に配置することができます。

構造計算さえ満たせば、天井を高くしたり、壁を取り払って広々とした空間を作ったりと、さまざまなデザインが可能です。

また、将来、家族構成が変わったり、ライフスタイルが変わったりしても、間仕切り壁の位置を変えることで、簡単に間取りを変更できるのも魅力です。

木造住宅は、設計者のアイデア次第で、どんな間取りやデザインにも対応できる柔軟性を持っています。

自然素材ならではのぬくもりを感じられる

木造住宅は、木材そのものが持つ温かい色合いと、自然な香りが特徴です。

この木の温もりは、私たち人間の心に安らぎを与え、リラックス効果をもたらすとされています。

木造住宅は、ただ単に暮らす場所ではなく、心も体も癒されるような、そんな空間を提供してくれます。

木造住宅のデメリット

木造住宅は、自然素材の温もりや快適な住環境など、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

シロアリに家を食い荒らされる可能性

木造住宅の大きな悩みの種の一つが、シロアリによる被害です。

シロアリは、木材を栄養源とする小さな昆虫で、一度家の中に侵入してしまうと、気づかないうちに家の柱や梁を食い荒らしてしまうことがあります。

シロアリは、湿気が多く、暗く、暖かい場所を好むため、家の基礎部分や、床下など、普段私たちが目にすることのない場所に巣を作ることが多いです。

もし、シロアリに家を食い荒らされてしまうと、家の構造が弱くなり、最悪の場合、倒壊してしまう危険性もあります。

家の基礎部分にはコンクリートを一面に敷き詰める「ベタ基礎」と呼ばれる工法を採用することで、湿気がこもりやすい土壌との接触を防ぎ、シロアリの侵入を防ぐことができます。

木造住宅の品質は職人次第

木造住宅は、職人の手仕事によって生まれる温かみが魅力ですが、その一方で、仕上がりが職人の腕によって左右されるというデメリットもあります。

木造住宅の多くは、あらかじめ工場で木材を正確にカットする「プレカット」という方法で作られます。

しかし、このプレカットされた木材を組み合わせて、家を建てる作業は、職人の手によって行われます。

例えば、階段の手すりや窓枠など、細かい部分の仕上げは、職人の技術やセンスが大きく影響します。

職人さんの腕が優れていると、美しい仕上がりになり、住み心地も向上します。

しかし、残念ながら、職人さんの腕によっては、仕上がりが雑になったり、見た目が美しくなかったりする場合もあります。

耐久性が低い

国が定めている建物の耐用年数を調べてみると、木造住宅は他の素材で作られた建物よりも短い年数で設定されています。

これは、木が他の素材に比べて経年劣化しやすいという理由からです。

木造住宅の法定耐用年数は22年です。

しかし、だからと言って、木造住宅がすぐに壊れてしまうわけではありません。適切なメンテナンスを行えば、長く安心して住み続けることができます。

木造住宅の耐久性を低下させる主な原因は、雨風による腐朽やシロアリによる被害です。

そのため、定期的に屋根や外壁、床下などを点検し、必要に応じて修理や塗装を行うことが大切です。

木造住宅は、他の素材で作られた建物に比べて、部分的な改修がしやすいというメリットがあります。

冬が寒い

木造住宅の壁は、木材と木材の間が空洞になっているため、音が伝わりやすく、外からの音が聞こえやすくなったり、家の中の音が外に漏れてしまったりすることがあります。

また、隙間が多いことから、冷暖房の効率が悪くなり、冬は寒く、夏は暑く感じてしまうことがあります。

昔の家は、特に「冬は寒い、夏は暑い」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、最近の住宅は、断熱材や気密材の性能が向上し、昔の家と比べて、かなり快適に暮らせるようになっています。

例えば、壁の中に断熱材をしっかりと詰めたり、窓を二重窓にしたり、床に遮音材を敷いたりすることで、防音性や気密性を高めています。

木造も鉄骨造もそれぞれメリット・デメリットがあります。

鉄骨造が得意なハウスメーカーや木造が得意なハウスメーカー、また工法もそれぞれ異なるのでしっかり考えた方がよいでしょう。

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鉄骨住宅がぴったりな人とは?鉄骨造がおすすめな人

鉄骨造の住宅は、その強度や耐久性から、木造住宅とは異なる魅力を持っています。

では、具体的にどのような人が鉄骨造の住宅を選ぶと良いのでしょうか。

デザインにこだわりたい人

鉄骨造は、木造に比べて柱や梁が少なく、大きな空間を作ることができます。

そのため、開放感のある吹き抜けや、間仕切りを自由に配置できる間取りなど、個性的なデザインの家を建てたい人におすすめです。

また、大きな窓を取り付けることも容易なので、光がたっぷりと入る明るい空間を実現できます。

長く住み続けたい人

鉄骨造は、木造に比べて耐久性が高く、長寿命であることが特徴です。

そのため、一度建てた家を長く住み続けたい人におすすめです。

また、鉄骨造は耐火性にも優れているため、火災のリスクを軽減したい人にも適しています。

都市部で暮らしたい人

都市部では、土地が狭く、建物を建てられるスペースが限られていることが多いです。

鉄骨造は、木造に比べて建物の強度が高いため、狭い土地でも建物を高くすることができます。

そのため、限られたスペースを有効活用したい人や、都市部の騒音を気にせず静かに暮らしたい人に向いています。

家を売却する可能性がある人

鉄骨住宅は、木造住宅と比べて、建物としての寿命が長いと言われています。

木造住宅は、時間が経つと木材が腐ったり、シロアリに侵されたりする可能性がありますが、鉄骨住宅は、その心配が比較的少ないのです。

例えば、国が定めている建物の耐用年数を見てみると、木造住宅は22年なのに対し、鉄骨住宅は19年から34年と、より長くなっています。

つまり、鉄骨住宅は、長く良い状態を保ちやすいということです。

建物の状態が良いということは、将来、その家を売却する際にも、高い価格で売れる可能性が高くなります。

軽量鉄骨・重量鉄骨の戸建てはやめとけ?まとめ

戸建て住宅の構造材には、それぞれメリット・デメリットがあります。

どの住宅の構造材も一概に「やめるべき」とは言えません。

 それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルに合った住宅を選ぶことが大切です。

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